2011年12月29日木曜日

忘年会!



先日、会社の忘年会をしてきました。
この10年、ずっと同じおでん屋さんで、同じ時期に。
「たまには場所変えようよ」という人もいたけど、同じ場所でやるからこそ、会社の変化を私が肌で実感できるのです。

「今年も、これたね」

こんなことが私には嬉しいです。




2011年。
本当に色々なことがありました。
やはり、大震災。

あの日から、会社経営をするということ、つまり、社員の生活だけでなく命を預っているのだということ。
そんなことも実感しました。
逆にいえば、会社はモノでしかないのだということも。
自分の分身以上だけれど、それでもやっぱりモノでしかない。

でもそのモノがあるから、個人ではできないことも沢山あった。

今年ほど、会社をやっていてよかったと思う年はなかったかもしれません。

私は、変化球とか投げられないから、いつも直球勝負。
もっとやり方があるだろうに・・・と思われることも多々あるけど。
その直球をまっしんに受けてくれるスタッフのみんな、プロフェッショナルな技で引っ張ってくれるパートナーの皆さん、サポートしてくれるクライアントの皆さん、私の可能性をぐいぐい引っ張りだしてくれる先輩達。

今年も本当にお世話になりました。

そして何よりも。

ダディッコとJelly Loversに期待し、愛してくれるお客様。

来年もがんばります。

引き続き、応援よろしくお願いいたします。

2011年12月28日水曜日

父の三回忌

あれから丸2年の月日が経ちました。
本当に大好きで、大好きで、この世の中で一番尊敬していた父の他界からあっという間にそんな時間が経って、自分でもびっくりです。

父が亡くなってからというもの、とても不思議なことが多くありました。
「こういう風になったらいいな」
「ああいう能力を持っている人がほしいな」
そんな風に頭に描くと、なぜかそのひと月後、ふた月後、半年後・・・それぞれの一番いいタイミングで願がかなう。
頭の中を巻き戻して見れば、「お父さん、あのね、今こんなことで悩んでいるの」と相談していた自分がいるのです。

父が亡くなった2009年、幕張での最後のモーターショーがありました。
亡くなる2ヵ月前でしたから、もう虫の吐息で、行けるはずもないのに、病院でスケジュールを確認しながら「俺は行く」と言っていました。

私は、会社を始めてからというもの、モーターショーは常に父と2人で回っていました。
2人で会場を回っていると、「おいおい、銀座のねーちゃん連れてきちゃってるよ、こんなオフィシャルな場所に」なんて感じで遠巻きに見られ、「娘だよ」と父が私を紹介するとこぞってみなさん“ほっ”とした顔をする。
そんなイタズラも2人で楽しんでいました。

亡くなる最後のモーターショー、最後の幕張も本当は父と一緒に周り、「トヨタのこれから、クルマのこれから」を話していたかった。
病床で父が笑いながら、「路子、俺が死んだらな、次のモーターショーは絶対幕張じゃなくなるぞ。ビッグサイトになるんだぞ。」と冗談とも本気ともつかないことを話していましたね。

振り返れば10年前、モーターショーで一緒に回りながら父が夢物語のように話していたスバル、BMWの話。
このモーターショーで現実になりました。
改めて、父の時代を読む目のすごさ、そのための惜しみない努力を見せつけられました。

「路子、これからのクルマはな・・・、これからの自動車業界はな・・・、路子、俺がやりたいのはな・・・、クルマの可能性はな・・・」
父がいつともなく話していた言葉が、時々ふっと湧いてきます。
いつの間にか刷りこまれていた、父の願い=私の願い。
表現方法はきっと違うだろうけれど、いつまでも、いつまでも、私は父の背中を追い、時々甘え、たまには叱られていくのでしょう。

父との絆。父が作ってくれた絆。
いつまでも、いつまでも大切にしていきます。


2011年12月26日月曜日

ディズニープリンセスガイド

娘って・・・、すごい威力。
私の友人の出版社の社長さん、娘のためにこの本出しちゃいました。
まさに「市場(娘)の声」を具現化した逸品。





Facebookでこの本の宣伝をしたところ・・・。
私の友人達から「クリスマスプレゼントにおくりたいっ!(To娘、姪っ子など)」と問い合わせ殺到(笑)
実際私も見てみると、すごい豪華な内容で、ドレスとか全部可愛いし、この本を読んでると三十路すぎた私ですら“お姫さま~!”な気分に!!
これは絶対クリスマスプレゼントに売り切れ必至!!
と思ったら・・・やっぱり。
アマゾンで販売中ですが、かなり注文が殺到しているみたい。

私は、何かモノを作ったり、事業構想を考えたりする時いわゆる“マーケティングリサーチ”みたいなことはほとんどやりません。
もしかしてこんなドヤ顔で言うことじゃないのかもしれないけど…。
ダディッコを作った時も、Jelly Loversを作った時も、その他諸々きかくするときもたいていそう。

「だって私がやりたいから」

それだけです。

もちろん。そこには独自の感覚での調査というのはあって、ふとした友人との会話とか、仕事上で得られた情報の積み木とか、感じる風潮とか。
そういうものをぐるーんぐるーんと組み立てて、具体化していきます。
この出版社の社長もそんな感じ。

「だって娘にあげたいから」

でも、そう思ってるお父さん、お姫様が好きな娘。
世の中いっぱいいるよね。
自分と同じ気持ちの人。

マーケティングリサーチって、膨大なもっともそうな資料を出されるんだけど、まあそれはそれで重要なファクターの一つではあるんだけど、結局それって過去情報じゃない?
事業家が作るのは未来の話し。
だからそんなレポートには何も書いてはしないんです。

「こうしたいっ!」って自分の熱い気持ちを信じること。
事業ってそういうことじゃないかな~。

なんか忙しい年の瀬ですが、来年もその基本は忘れないように。
見た目が美しいというだけのことに振り回されないように。
本質を大事にしていきたいですね。

2011年12月25日日曜日

MERRY CHIRISTMAS★恩人オブザイヤー2011

今年も本当にもうわずかになりました。
去年は両親の立て続けの他界等激動に激動が重なった1年でしたが、今年は仕事に集中して大きなステージの変化を感じた年でした。


ダディッコでは、初めての展示会出展。
ここで多くのバイヤーさん達に出会え、ダディッコの信念や商品力について多くの良い評価を頂きました。
子育ての中にある「父との絆」。信じてて良かった。
“男の子育て”なんて、ニッチすぎるよ、コンセプトが商業ベースじゃないね、なんてずっと言われっぱなしでしたが・・・(笑)
目利きのバイヤーさん達の反応は、本当にうれしいです。

ジェリーラバーズでは、商品の新規性や可能性を「賞」という形で認めて頂きました。
ホビー産業大賞東京都産業労働局長賞、自動車用品大賞用品アクセサリー部門賞を頂きました。その他にもNHKカワイイTVや海外のメディア等にも取り上げて頂きました。
あくまでもこれは第1歩。
ジェリーラバーズを通して、クルマ業界に対して「普通の女の子」の価値観を提案し続けていくのがこれからの使命です。
ジェリーラバーズは、私の頭の中そのもの。

社内的には、社会人未経験だった子がこの1年で大きく成長し、本当に会社になくてはならない存在にまでなってくれたこと。
ダメダメだった女の子が、ど根性で最後までやり通す力をつけたこと。
成長の壁にぶつかった女の子が次なるステージへ自ら進みだしたこと。
やっぱり会社は「人」なのだな、と社員の成長ぶりを見て胸が熱くなります。

今年は大震災という日本の激動の年でしたし、原発問題はまだまだ解決されることなく続き、円高やヨーロッパの市場混迷も続きます。
今年、私は東北地方の人達に本当に助けられました。
「路子ちゃん、立て直したいんだ。」
そんな思いの実現に、私の力を少しでも信じてくれた東北のディーラーさん達。
彼らがいたから、私は今年一生懸命に走り続けることができたのだと思います。

そして、最後に…。
今年の恩人オブザイヤーの発表!
それは。
パートナーのデザイナーさん。
「クリエイティブ」という仕事において、私の力を引っ張りに引っ張って、具現化してくれました。
年末はお互い死にそうになりながらの最後の戦いでしたが・・・。(まだ残ってるけど)
仕事のクオリティというものの大事さを、教えて頂いた1年でした。

さて、みなさんの『恩人オブザイヤー』は誰ですか?



とりあえず、MERRY CHRISTMAS!



<2010年恩人オブザイヤー>
http://e-update-owner.blogspot.com/2010/12/2010.html

2011年12月23日金曜日

トヨタ会館クリスマスイベント

12月17日(土)、トヨタ自動車の企業ミュージアム「トヨタ会館」でクリスマスイベントが行われました!
社会貢献部の女性社員の方がデザインディレクションしたカッティングシートで「クリスマスiQ」を2台製作。そのiQに、当日Jell Stoneで子供達に作ってもらったオリジナルクリスマスツリーでデコってもらいましょう!というイベントです。


A/Bチームに分かれて午前、午後2回のイベント。
午前の受付は10時からだったのですが、大人気で・・・。9時半にはもう受付終了(--)
午後も13時からの受付前に完売でした。
子供ってシール好きだよね(笑)

で、できたのが、これ。

 想定外のツリー!
色とりどり、カラフルで、子供ってすごいな~と感心してしまいました。
イベントはそんなことで大成功。
疲れたけど(笑)

イベントの片づけをして帰ろうとした時。
LFAの体験走行イベントを外でやっているのを発見。
4000万の車を運転できる機会なんてそうそうない。いつも1000人ぐらいの集客数のトヨタ会館ですが、この日はなんと4000人の来場があったそうです。
さすがおひざ元★
クルマに興味のある子供も、子供だった人も、子供のような人もいっぱいいるんですね~。


車での帰り道、すいすい順調に渋滞にも巻き込まれず。
その間ずーーーーーーーーーーーーっとスタッフとシールについて語ってました。
まさかシール売ることになるとは思いもしなかった人生。
私にとってクルマって、それそのものよりも「クルマと何か」で変わっていく人生そのものです。
なんてね(笑)

2011年12月12日月曜日

トヨタガズーレーシングフェスティバル

今年からなぜか名前が変わりました。
トヨタモータースポーツフェスティバル(TMSF)⇒トヨタガズーレーシングフェスティバル(TGRF)

でも場所はおなじみ富士スピードウェイ。
11月末、ここでトヨタのモータースポーツファン感謝祭が行われました。
F1走行、サーキットサファリ、グリッドウォーク、ふと麺ブラザーズなどなど・・・、おなじみのレーサーのみなさんと直接ふれあえるこのイベントは、毎年トヨタモータースポーツファンで大盛り上がりです。

今回も私は2000GTパレードランに出場させて頂きました。
実はこの2000GT、亡くなった父が所有していたものだったのですが、メンテナンスを怠っていたため全く動かなくなってしまっていました…。
そして、トヨタ自動車同好会のみなさんが動かなくなってしまったこの車のエンジンをレストアしてくれ、この日のために突貫工事で間に合わせて下さったのです!
これをみて、やっぱり車は動いてなんぼ!走ってなんぼ!と実感しました。
語り継ぎたいような車って今無いけど・・・。

なんか、車が時代をつなげていくっていうのもいいな。








モーターショー開催前に本当はご報告したかったのですが、この日は超サプライズで来春発売されるスーパースポーツカー「FT86」がお披露目されました!
スバルとトヨタが提携してできた水平対向エンジン(ガソリンを燃やす機能がバランスよく左右にあって、コンパクトに、低重にできる・・・らしい。)が搭載された、10年以上ぶりに出るトヨタのスポーツカーです。

「ハチロク」
それは、昔男の子だった、今はナイスミドル達のお友だち。
パンダちゃん。ほら、これ。
このハチロクのコンセプトを受け継いだ現代のスポーツカーというわけなんですが。
私的には全然違うような気が・・・?みなさんはどう思われますか?

そんなわけで、あわただしく過ぎたモータースポーツに明けくれた一日。
父の意思をどことなく引き継げた感無量な一日。

最後は・・・。
イベントお疲れ様でした!で、スーパーGT脇阪寿一ドライバーと乾杯♪


近っ。

2011年12月8日木曜日

片山右京チャリティゴルフコンペ

先日、友人(・・・って言っていいのかな?)の片山右京さんが開催するチャリティゴルフコンペが千葉県であり、私もまた参加させてもらいました。
右京さんの仲間、約30名が集まってのミニコンペです。
このチャリティコンペは2回目。1回目はあの富士さんの事故の直前。
それから1年間、色々な戦いを乗り越えた右京さん。
本当は3回目であったはずの今回。格別の思いがあったと思います。
受付では、右京さんが支援されている特別養護ホームの子供達がこの日のために作ってくれたチャームが配られました。

しかーし!
この日は超荒天。土砂降りの雨。そしてそして・・・右京さん、このコース本当に好きなんですか?って何度も聞いてしまったほどの難コース…。
私、ドベでございました・・・(涙)

右京さんのスポンサーのみなさんが沢山いらしていたので、賞品は超豪華!優勝者はなんとテレビ!!(驚)
ちなみに優勝は、今年スーパーGTで大活躍・優勝した谷口信輝ドライバーでした~。
あ、僭越ながら私もダディッコのバッグと、輸入しているボヘミアングラスをプレゼントさせていただきました♪

スコア発表の後は、お楽しみのチャリティーオークション!
私はなんと右京さんがF1デビューした時に使っていたヘルメットを落札させて頂きました☆
右京さん、顔小さくて・・・。
かろうじて入りましたが、むぎゅっって感じです。
大切に飾らせて頂きます♪


2011年12月4日日曜日

東京モーターショー2011開幕

さあ!いよいよ今週末開幕しました『東京モーターショー2011』

私は一足早く12月2日の“特別招待日”に参上させて頂きました。
新橋からタクシーで向かったんですが・・・異常に混んでましたので、みなさまぜひ公共交通機関で行かれることを切におすすめします。
そして会場で配布されている『こども自動車新聞』と、会場で500円で販売されている『モーターショーガイド』にうちのJelly LoversのJell Stoneが掲載されていますので、ぜひぜひお手にとってご覧くださいまし♪


この特別招待日は、“関係者みたいな人”がいくわけですが、そんな感じがしないぐらいめっちゃ混んでました!
この日は全国からトヨタの販売店の仲間達が集うので、会場内のあっちこっちで「よっ!」「おっ!」「じゃっ!」というようなやり取りが繰り広げられます。
ちなみに、豊田社長ともエスカレーター手前ですれ違ったのですが、「あれ!?おう!」「こんにちは!」と、頭を下げた瞬間にもう社長は見えなくなってしまったほどマッハでした。
オートサロンの時もそうだったけど、すごいスケジュールで動いていらっしゃるんだろうな~。。。

で、とりあえず西2ホールのトヨタ・レクサス・ダイハツブースへまずはお邪魔しました。
トヨタブースは、「It's a Doraemon world!!」といった感じ。企業メッセージが全面に打ち出され、『トヨタは変わります(ドラえもんと一緒に?)』が一瞬で分かるブースになっていました。
ハチロク・アクア・PHVが市販車として一般公開。
スマホカーはやはり注目を集めていましたね。







西ホールは、BMW, VW、東ホールは日産、マツダ、ホンダなどのその他国産メーカーや外国車メーカー。
ざざっと一通り見たところで、一緒に行動していた販売店の役員さん仲間が「お茶しよー」と(笑)
もう疲れたんかいっ!!

EV,スポーツカーがやはり各社共通のテーマで、“環境性能+走り”を“環境性能+IT”など、環境性能はもう前提になっていて、これからのプラスαがなんなのか・・・。
そんなコンセプトだったように思います。
私は自動車評論家ではないので、ドコドコのナニナニがドウコウコウコウみたいな話しはできませんが、個人的にはなぜ車は“まるっこい目”がなくなっちゃったのか・・・?ということが気になります。
かろうじて日産車のEVにその名残があるくらい。
ツリ目のギラギラより、ふんわり型の方がとっつきやすいんだけどな~。
それと、「走ることを楽しもう!」とほとんどの自動車メーカーが掲げていますが、「車は超便利な道具」というダケというのも“高い価値”なんではないかと、私は思ってしまいます。
「走りを楽しむ」となると、いきなりハードルが高い。ていうか、「走りを楽しむ」ほど日本の道交法は甘くない(笑)

それと、このモーターショー。
車は動きません。(*動いてるコーナーもありますが、基本的に)
知人は息子に「車が動かないんなら駐車場といっしょじゃん。だから行かない。」と一刀両断されたそうです(涙)
うん、そうだよね~。私もそう思う。これは、B to Bの展示会じゃないんだから。
「ショー」 なんだから、ブウォ~ンとかウィーンとかシューとか・・・。そういう楽しいのがもっともっといっぱいあってもいいよね!
ていうか、「ショー」として全体がプロデュースされてたらもっと楽しいよね!

モータリゼーションと共に大きくなっていった東京モーターショーは、日比谷公園→晴海国際展示場→幕張メッセを経てどんどんと会場サイズが膨らみ、集客数も増えていきました。
しかし、前回のモーターショーはリーマンショック以降の全世界的な不況のあおりを受け、外国車メーカーの参加が激減し、かつ自動車市場の縮小の影響も大きあり、幕張メッセでのモーターショー開催は大幅に見直されることとなり、一昨年の開催直後に幕張メッセから東京ビッグサイトへ移転が決まりました。
24年ぶりの東京開催。
幕張開催への誘致、そして幕張開催終了まで、祖父や父から伝え聞いてきた様々な思いがあります。
時代は変わっていく。モーターショーの場所だって、そのあり方だって、もしくはその存在そのものだって。

このモーターショーで初めて住宅メーカーが出展しています。
ガソリンという動力でつながっていただけの自動車が、電力が動力として加わることで業界ボーダーレス化されてきました。
その第一歩がここで見られます。

みなさん、東京モーターショーに行きましょう!

2011年11月25日金曜日

ホンダ×イクメン×ダディッコ

普段、トヨタの話ばかりの私ですが…。

たまには別の自動車メーカーのお話でもしましょう。というか、そんな大それたことではなくて。
先月南青山にある“ホンダウェルカムプラザ”で「フリード/フリードスパイク」というクルマのフェアが行われ、そこにちらっと我がダディッコが登場しました!というお話しです。
そのイベントレポートはこちら↓
http://www.honda.co.jp/welcome-plaza/event/2011/20111028/


このフェアでは「フリード・イクメンバージョン」なるものが登場。
イクメン雑誌FQの清水オーナーとMr.イクメンコンテストの準グランプリの方が“イクメンに便利なクルマ”ということで、育児シーンで活躍するフリードシリーズの魅力を中心にトークショーを行いました。
今回フリードに追加されたハイブリッド仕様について、まず“静粛性”をあっぴーる!!
遊び疲れて寝ちゃった子供達に、エンジン音のない静かな空間を・・・というわけです。

私も普段ヒョウ柄になってしまったプリウスに乗っていますが、車内はとっても静かです。
でも以前ハリアーハイブリッドに乗っていたので、その時の静粛性と比べるとちょっと・・・いや、だいぶ落ちる。
まぁ、価格的にも当たり前なんですけど。
タイヤが路面の音を拾っちゃうんですよ。タイヤ変えろって話しなんですけどね(笑)
そこまで我慢できないわけじゃないし、いいやぁ~って感じです。
フリードはどうなんでしょうね?

あ、話がそれましたね。

今回、こちらのイベントにダディッコとして商品提供でご協力させて頂きました。
自動車メーカーのイベントは、こんな風に大がかりですが、近頃はディーラーさんでも同じように、クルマとライフシーンとグッズをコラボさせてVMD(ビジュアルマーチャンダイジング:視覚的演出効果を図って購入意欲促進させること)する店舗も増えてきました。

ちょこちょこですが、全国のトヨタ販売店さんでダディッコのお取り扱いが増えています。
秋田・埼玉・京都・神戸・沖縄・・・。

通販の弱点:実物が見られない
ディーラーの弱点:お客様との接点頻度が低い

全国に広がる約4500店舗のトヨタディーラーが、もしもクルマライフに関する商品のショールームネットワークになったなら・・・?

異常に地味ですが、こんな思いなんかも背負ってダディッコの取り扱いを異色の自動車ディーラーにて進めています。

でもね。この間、イクメンフェスタに出た時のこと。
千葉県のお客さまでわざわざダディッコを見にブースに寄って下さった方がいらしたんです。
その時「うちの近くのディーラーでも置いてくれたら、5分で行けるのに」って。
別に誘導したわけじゃなくて、そんな言葉がママさんからぽろって出てきたことに、なんだかホクホクと嬉しくなってしまったのでした。



2011年11月14日月曜日

医療介護と車と女子力と。

先月末、新潟県長岡市にある「ナーシングホームメッツ川崎」という医療介護有料老人ホームにボランティアに行ってきました。
できたてのこの施設で初めての運動会が開催されるとのこと!
運動会だからもちろん外だよね?
って思ってたら、室内でした(笑)
85歳オーバーのおばあちゃんたちなので、走ったりできないっつーの!
というわけで、玉入れとか、おせんべい食い競争とか。ゆるーい感じ。

ここで、当社商品のJell Stoneを使った“車椅子デコ”を実演したり、“ネイル体験”をして頂いたりしました。





当日はトヨタカローラ北越様のご協力も得て、ウェルキャブ車両ラクティスの乗車体験展示なども行いました。




両親の医療介護に長年付き添っていた私。
うつむきがちな闘病生活の中で、点滴、車椅子、介護用ベッドなど、身の回りのものが華やかに演出されていたらきっと気分も変わったに違いない。
私が開発したJell Stoneで、そんな無機質な医療空間をキラキラに輝かせることが出来たらいいなと思います。
デコって、頭の体操にもなるしね!

そして病気が進行していく度に増えていく器具類。もしくは、病気が良くなる度に変わっていく器具類。
杖だったり、車椅子だったり、歩行器だったり。
使う器具によって、必要な移動手段も変わってきます。
でもこの便利な介護車両のこと、案外知らない人も多いんです。
特に今回提供頂いたラクティスみたいなコンパクトカーで、車椅子ごと入れられるなんて、想像もできないでしょう?
ラクティス以外にもバリエーションは沢山あるので、ぜひ一度見てみて下さい。
http://toyota.jp/welcab/


普通の車に、車椅子利用者を移乗させるのは本当に大変。
駐車して、ドアを開けたままにして、抱っこして、腰に負担がかからないように身体をスライドさせて、車椅子はたたんで車輪の泥を拭いてからよっっこいせってトランクに入れて。
医療介護制度の充実。
言葉だけは氾濫していますが、介護の実務は本当に過酷。
だけど、車はその負担をたっぷり減らしてくれます。税金も優遇されています。
頑張らなくていいところは、頑張らないで。

医療介護現場を、死を受け入れることを、家族も、本人も、負担をなるべく減らしあって笑顔で向き合えるようになること。
小さなことでもいいから、そんな世界を私なりの表現で作っていきたい。
私が経験した沢山のことを活かしたい。
これは私の一生涯のテーマです。
自分が介護されるときには、いろいろ準備万端でいたいものです(笑)










2011年11月1日火曜日

11月2日・3日東京ビッグサイト『ベビー&シルバーショー“イクフェス2011”』出展

いよいよ明日になりました。
今日はスタッフ一同、ビッグサイトで一日搬入作業&ブース作り。(←現場で役立たずな私は除く)

この半年間がんばって作ってきた新作や開発中の新商品等が展示されます。
もちろん、“お得な”特別販売も!
場所は西ホールNO.4です。
http://www.dadcco.com/hpgen/HPB/entries/186.html


当日、イクメン雑誌FQさんとのコラボで色々ダディッコからのプレゼントもあったりします。
イクメンコンテストなるものもあったりします。
芸人さんとかいっぱいきます(笑)

お休みの日、家族サービスにぜひお越しくださいな!

http://www.fqmagazine.jp/ikufes/index.html

私も、大抵います、たぶん。

明日から2日間、久々の展示会がんばるぞー!!





2011年10月30日日曜日

がんばれ福島★「マネーボール」試写会

先日、ダディッコで協賛させて頂いた報知新聞社主催の「がんばれ福島★“マネーボール”映画試写会」に行ってきました!


場所はテアトル郡山。
ネッツトヨタノヴェル福島、ネッツトヨタ福島のお客様を中心に、郡山市周辺のお客様をご招待しました。
ダディッコは、協賛会社として新作を展示させて頂きました♪

(また縦だけど・・・。)

この、ブラピ主演のマネーボールという映画。
どんな映画かというと、もしドラとか、野村全員野球のような、野球チームのマネージメントのお話しです。
いやぁ・・・、これ、経営側にたっているみなさん。
ぜひ見て下さい。
共感しまくり、心痛みまくりです(笑)

社内イノベーションの苦悩や証明の仕方が心につきささりますよ…。

夜は、報知新聞の方とディーラーの役員さんと一緒に美味しい焼き鳥を食べました。
試写会の取り組みは福島初。
これを機に、震災復興のためにエンターテイメントが出来ることとして継続的にやれればね!というお話しで盛り上がり、ふけた郡山の夜でございました。





2011年10月21日金曜日

アウトソーシングと内製化のはざまにおります

毎日悩み事はつきないわけですが、こと『アウトソーシング』と『内製化』ということに悩むこの頃です。
ノウハウの蓄積は、実地体験から得る経験値と、他者から得る刺激や知見によるものと両方あります。
後者を自分達のモノにしていき、それを実地体験化させて、自らの経験値としていくというフローが理想的で、私は会社の外部に様々な分野のプロフェッショナルを置き、社内のノウハウ向上に努めています。

ただ、ここで難しいのは社内の中でその位置付けがはっきりせず、『アウトソーシング』という形で考えられた瞬間に、“業務委託”になってしまい、そこからノウハウはずっと蓄積されなくなってしまうのです。
頼りきりになるのはいけないし、逆に知見や情報を貪欲に取り入れないのももったいない。
方針、企画、仮説の共有で、戦略的にノウハウの自分ごと化をしていくようにする。
これは結構高度なワザですが、私は社員にそれをお願いしたいと思っています。
ていうか、してます(笑)

またこれとは違う意味での『アウトソーシング』も難しくて、例えば社内人件費を換算した場合のコストと、アウトソーシングした場合のコストを天秤にかけてみて、どちらがメリットがあるかという場合。
技術的に無理とか言う場合は別として、単純作業とか、そういう意味で。
社内でやった方が安上がりだよね!となりがちなんですが、実はそれは人件費という費用にプラスして将来の価値も目減りさせているわけなんですよね。
そこをどの時点で、もしくはどのボリュームで判断をするか、というのは結構難しい。

属人的になりがちな判断を、いかに企業体制や成長率とマッチさせていくか。

むぅ。

だれか、教えて?


2011年10月18日火曜日

叱られ力

先日、私の創業時から暖かく見守っていて下さる、お父さん代わりのような、お兄さん代わりのような方に大変叱られました。
久しぶりに、こっぴどくやられました。

まあ、細かいことを言えば諸々事情があって、言い訳もなくはないのですが、でも、がっつーんと喝を入れられた感じでした。

その方に対しては、いつもいつも甘えん坊の末っ子みたいになってしまう私。
そうじゃなくても、かわいがって下さる先輩達には常に甘やかされてると重々自覚してますが・・・。
この方は本当に特別。
泣くわ、わめくわの大騒ぎを毎度繰り返してます(><)

いつもそんな私にひとつひとつ、胸を貸して下さる方なのですが…。
今回は『目上の人間に対する態度』について、がっつーん!!

30代半ば、経営者。
そろそろ、考えろよ。
女の言い訳使うなよ。
お前、もう大人だろ?

そうだった。
いつの間に年齢を重ねていて、いつの間に言い訳なんてできない歳になっていた。
わがままなんて言っちゃいけないキャリアになっていた。

いや、分かってるんです、分かってるんですけど。

ああ、ぬるま湯だ。
ほんとにぬるま湯にしかつかってない、私。
こんな基本的なことを、この方から喝を入れられるなんて、情けない。
あの方もきっと情けないって思ったんだろうな、と思うとまた情けない。
事情があろうとなかろうと、そんな個人の話しは関係ないのがビジネスの世界であり、経営者の世界であるのです。

『甘えられる関係』からの脱皮。
これ、結構根深い私の課題です。

ネットワークともまた違う、女子力なんてわけわからないことを言ってる場合じゃない。

怒るのと、叱るのは違います。
私は今回、叱られました。
怒るのは感情。
叱るのは愛情。

叱る方だって、すごい体力使ってる。
叱られ力があるうちに、課題解決しないといけません。

『大人かわいい』が市民権を得てきた今、『大人の女性』のあり方がとても難しく感じます。





2011年10月9日日曜日

ダディッコに似合うパパ像って誰だろう?

とっても個人的なお話しですが。
私は向井理と、福山雅治の大ファンです。

でも時々、中村トオルが好きです(笑)

今日、遅ればせながらJAF8/9月号を読んでいたら、その中村トオルさんがインタビューに答えていました。
印象的だったのは、結婚して、子供が出来て、自分の生活の中に『色』が増えたというお話し。
独身時代は、モノトーンばかりだった身の回りのものが、奥さんの洋服などカラフルなものが増え、子供が出来て原色のものが増えてきた。
なるほどね。
もうお子さんが中学生なので、ダディッコパパ世代よりはかなり先輩パパですが・・・。
いいなぁ、こんなお話ししてくれる人、すてき♪

なんとなく、イクメンランキング的なものに出てくる芸能人の方々とダディッコが目指す『イクメン』とは違う気がしているのです。

そもそも『イクメン』ってなんだろう?
ダディッコが生まれたのは、そんな言葉が出てくるもっと前だったので、“子育て=母”ではなく、“子育て=父”という世界も表現したかった。
それが、いつの間にか世の中のスタンダードになって、『イクメン』というワードも生まれた。
イクメン=育児休暇取得?
国が進める方針なので、なんともここでは言及しませんが、男女のそもそもの性質の違いもあるので、私個人的にはちょっと???な部分も多いです。
父親の子育てって、そばにいることだけじゃないんじゃないかな?と思ったりします。
ダディッコを育ててくれているパパは、きっとそんなパパなんじゃないかなと。

この号のJAFは、『子どもの車内事故ランキング』というものも掲載されていました。

1位はシートベルトをしてなかったために起きた衝突による身体の強打
・締めていると思っていたら子供が勝手に外してた
・徐行しているからいいと思った
・発車したばかりだった
などの理由。車内事故の多くは自宅のすぐそばで起こるそうです。

2位はドアに挟まった、3位は窓にはさまった、4位はのどに食べ物が詰まって走行中で対処できなかった、5には熱中症や脱水症状、その他にはシガーソケットでのやけどなど・・。

ダディッコは、お父さんと子供の強い絆をカラフルなシートベルトで表現しています。
強い絆でいざという時守ってくれる、それがダディッコのパパ像です。

芸能人で言うと・・・。
誰かなぁ??????

2011年10月5日水曜日

JellyLovers1周年記念!

本日10月5日、デコの日。
女の子のためのカーアクセサリーブランド『Jelly Lovers』が1周年を迎えました。
あの記者発表会からもう1年か~。早いですね、本当に。

というわけで。

大人気のクルマ用デコシール『Jell Stone』に新作が登場!!



そんでもって。
ホームページも大幅リニューアル!!



この1週間死ぬかと思った~!!
というわけで、ぜひ私の努力の結晶をご覧くださいまし。

2011年10月3日月曜日

下半期の始まり

今日から下半期の始まりですね。
すっかり寒くなって、今日はトレンチコートなるものを羽織って会社に行きました。

父の言葉。

『チャンスは貯金できない』

父の言葉。

『やめる、減らす、変える』

父の言葉。

『企業が安定している状態とは、ドラスティックに変化している時』

もう一度、しっかり振り返りました。

捨てることは、拾うことより勇気がいることです。

さらなる勇気を振り絞って、この下半期を進みます。

捨てたら、入れる場所ができる。
だから、行きます、これからも。
だから、道を作ります、これからも。

路子が、道路になるために、道を作るのです。

ずっと、そばにいるあの子のため、あの人のため、この人のため。
きっと、あそこにいる父のため、母のため。
ずっと、遠くにある私の夢のために。

よしっ、10月だっ!!






2011年10月2日日曜日

オールトヨタ体感フェア


少し前のお話しになりますが、9月3日・4日調布の味の素スタジアムにて「オールトヨタ体感フェア」と題して、大規模試乗会が行われました。
http://www.mytoyota.jp/ajisuta/


私達は、Jelly Loversのクルマデコシール「Jell Stone」を使ったデコカー展示で、カローラ東京さんとコラボして“デコパッソ”を展示させて頂きました。
この車はカローラ東京の女性スタッフの方と新入社員の女性達で一生懸命作って頂きました!



毎年行われているこの試乗会、スタジアムの中が一大試乗スペースになるわけです。


この日は台風12号の影響で、ものすごい風と突然の大雨という天候でしたが、ご参加頂いたお客様の、特にやっぱり女性とお子さんたちにデコパッソは大人気!
「かわいい~」と言いまくられ、写真も撮られまくれ、うれしかったです♪
(私はこの日、例の深堀プロ×ネッツ岩手のチャリティコンペに行くため途中退席でした。すんません!)

さて、ところで、この『オールトヨタ』。
なんですか、これ?って思いませんか?
以前にお話ししたトヨタ販売店の仕組み、思い出して下さいね~。
『オールトヨタ』とは、基本的には、県内の全てのトヨタ販売店が一堂に集まるイベントの際に使われる用語です。
ただ、ここがまた複雑。
この東京都の場合は、トヨタアドミニスタグループと言われるメーカー直営店組とフランチャイズ組と両方あるんですね。
で、ここで言われている『オールトヨタ』とは、直営店の“トヨタアドミニスタグループ”のことなのです。
それ以外で東京都内にあるトヨタの販売店はこのお仲間ではないのです。
ふぅぅぅぅ。
で、ついでを言えば取扱車種も、“東京トヨペット”はトヨタ店しか基本的には扱えないはずのクラウンを扱えるお店なのです。

こういう現象は大阪トヨペットでも見られますが…。
そのお話しはまた今度!

東京カローラのデコパッソ、これから色々イベントで活用頂くそうです!
あなたの街にもデコパッソ★






2011年9月25日日曜日

悩み事

ここのところ、頭がわれるぐらい悩んでいます。

経営者としての理念?目標?成功?
よくわからんのです、正直。

やりたいことや叶えたい夢は沢山ある。
でもそれだけでは『経営者』として、優秀ではない。

○金儲けがうまい
○人格者
○後継者作りができている
○公益的な役割を担っている
○従業員を満足させている
○産業を維持・活性化させている

などなど・・・。

私は、『社長』という役割しかほとんど人生で得た経験がない。
自分がやりたいことに対する決断と予見の役割しかやったことがない。
専門職を持った経験も、会社でバリバリ働いた経験もない。

書物等によると、創業経営者と後継経営者は資質が全然違うらしい。
土台がすでにある場所で、経験を積み、後継者をやってみたらどうだったんだろう?
自分の無能さに苛まれることはなかったんだろうか?

20代の頃みたいに、投げ出しそうになることはなくなった。
でも、考えることが多くなったし、責任も重くなったし、戦う場所が変わった。

守られていたあの頃と何かが大きく違う。
武器庫は遠くに置いてきた。
裸一貫でポンコツの戦車に乗って、1人荒野を割り進めていたら、1人、1人、戦士達が乗り込んで、ポンコツを修理して、ガソリンを入れて、走るようになった。

戦うべき場所で、ちゃんと戦車が走りだすようになったら、急に怖くなってきた。
何も武器をもっていない自分自身が情けなくなってきた。
遠くにあったはずの戦場はもう、目の前に来てしまった。

私の価値ってなんだろう?

(注:人生にさまよっているわけでも、死にたくなっているわけでもありません、あしからず。)


2011年9月19日月曜日

トヨタ販売店の不思議-お客様編-

チャネル・販売会社・車種と、基本的な考え方をお伝えしたところで。
こんなこと知ってるヤツ、あなたぐらいしかいないよ・・・。
というような声が、聞こえてきています。空耳かな?


そう。
難しすぎるんです。

たぶんお客様の行動としては、

『もうすぐ子供もできるし、もう少し大きいクルマにしようか?』
『ワゴンっぽいのがいいよね~。』

ここで、トヨタ・ホンダ・日産など全てのメーカーを比較し、トヨタが選ばれたという超単純な前提にたったとしても・・・

『ウィッシュとアイシスとエスティマあたりを見てみようか?』
となった時、

ウィッシュ=ネッツ店
アイシス=トヨタ店
エスティマ=カローラ店
であるわけで。

客様は実物を見ようと思うと全てのチャネル(ブランド)の店舗に足を運ぶ必要があるわけなのです。
(*最近はイオンレイクタウンのように全チャネルが一堂に会するオートモール的なものができてきたり、東京都内にはトヨタのショールーム“MEGAWEB”や“アムラックス”があるので、ワンストップで見られるようになりつつあります)

そして全然違う場所で車種を比較検討して、
『じゃあやっぱりウィッシュにしようか?』となったとします。

週末によくいくショッピングモールのついでに見てたネッツの青い看板のお店で検討していたけど、
『メンテナンスのことも考えて、自宅近くのお店で買おうかな』
と、自宅から500mのところにある同じ青い看板のネッツのお店に入ってみると・・・。

『ウィッシュをお考えですか!?それはA社のお見積もりですね、うちはB社ですからA車よりこんなオマケをつけちゃえてお得ですよ~!それにうちはグループ会社にカローラもありますからエスティマでも全然ご紹介できちゃいますよ~。』

みたいなお話しなったりして。

こうっぅぅぅぅ!!
こうやって書いてるだけでも超複雑!!


私なら、途中でなえる・・・。

もういいや、別に、なんでも・・・。みたいな感じになる、絶対。
違いもよくわかんないしー。
とりあえず一番安いとこにしとこうよ、みたいな?
この複雑怪奇な流通網が、クルマ購入時のシズル感を無くしているような気がするのは私だけでしょうか・・・?

で、ここでスローガン。

『トヨタ車買うなら全国どこでも、車種は何でも、新車も、中古もみっちゃんへ!』

選挙みたいですが(笑)
公設ではありませんが、知人・友人の中ではそんな便利な役割です、私。
(注:ブローカーをやっているわけではありません)

昨日も知人からの相談に乗って販売店を紹介してみました。
とっても喜んでもらえました。

仕事もそうなんだけど、相手の隠れたニーズや夢のイメージみたいなものをちゃんと把握して、それを確実に実務に落とすってこと、超大事。
ソリューション提供ってヤツですが、自動車販売にもそんなソリューション提供者が必要なんじゃないかな~?と思います。

『あなた、やれば?』とか言われそうですが・・・。

いやいや、トヨタの販売店はすごいパワーを持っているので、今たぶん、みんなでなんかすごいの考えているはず!
期待しましょー!!



トヨタ販売店の不思議-車種編-

さて、販売会社の基本が終わりました。
もはや“おなかいっぱい状態”になってきましたね?

でももうちょっと、この謎ときにおつきあいくださいませ。


トヨタではチャネル(ブランド)ごとに投入する車種を分けています。

が、廃盤になる車種もあれば、顧客層の変化によりブランドを変更したり、流通戦略により全チャネル販売にしたりする車種もあります。

例えば、今大人気のプリウス。最初に言ったように、今では全てのお店で買うことができます。
時代のニーズ等々様々な理由から全チャネル販売になったプリウスですが、最初はトヨタ店とトヨペット店でしか取扱がなかったんですよ。

そしてもう1つ、例えばレクサスRXというクルマ。

この原型はハリアーというクルマで、トヨペット店の専売車種でしたが、『レクサスブランドで売ろう!』という事が決まり、ハリアーという車は廃盤となり、レクサスRXという車に生まれ変わったわけなんです。

そして今からはダイハツ車も販売していきますので、さらにさらに複雑化していきます。

車種によるチャネル戦略はものすごくマーケティングされた上のことですが、トヨタには『プラットフォーム戦略』なるものがあり、エンジン・シャシー・ボデーなど、部品の共有やらなんやらも絡めた生産台数も加味されているそうです。

マーケットニーズ・ブランド戦略・流通施策と、調達・生産・進行計画がぜーんぶぜーんぶぜーんぶ!!絡み合って、○○チャネルの××販売店に△△を☆☆台配車しよう!てなことになるわけなんですね。
そんでもって販売店からは『この時期に△△を扱わせてくれたら、☆☆台は絶対売るぜ、俺たち』とかいって、チャネル全体や各販売会社でせめぎ合いをして、最終的にどのブランドに何が販売車両になるのかが決まってくるというわけなのです。

色々な大人の事情が絡み合っているので、そりゃそうだよな~と思ったりもします。
各論、超賛成。

ただ、この複雑怪奇な流通網が、クルマ購入時のシズル感を無くしているような気がするのは私だけでしょうか・・・?



トヨタ販売店の不思議-運営会社編-

さて、チャネルのお話しをまずしました。
ここからはさらに複雑な、販売会社の運営母体について。
お勉強していきましょ♪
トヨタの販売店は全国に約300社・約4500拠点あり、(多!!)、基本的には県ごとに販売テリトリー制が敷かれています。
(余談ですが、隣県のお客様を獲得したりすると“テリ侵(=テリトリー侵害)”と言ったりもします 笑)
そして、その県内に数社の販売代理店がひしめき合って、それぞれ異なる販売チャネル(ブランド)を運営しています。
しかも、その販売会社はトヨタ自動車の直営店である場合と、地元企業が運営している場合と両方あります。

トヨタの販売店=トヨタの子会社ではないのです、はい。

例えば今回トヨペットスクエアブログに掲載してくれた埼玉トヨペットがある、埼玉県を例にとりますと・・・。

販売会社は、7つもあります。埼玉県にはトヨタ直営店はなく、すべて地元企業が行っています。
ちなみに③と⑦はグループ会社、④と⑤もグループ会社です。
グループ会社の傾向としては、トヨタ&ネッツ、トヨペット&ネッツ(元ビスタ)という組み合わせが多いですね。
①埼玉トヨタ自動車(株)
②埼玉トヨペット(株)
③ネッツトヨタ埼玉(株)
④ネッツトヨタ東埼玉(株)
⑤ネッツトヨタウエスト埼玉(株)
⑥トヨタカローラ埼玉(株)
⑦トヨタカローラ新埼玉(株)

なので、同じオレンジの『カローラ』という看板があっても、運営会社が違う場合が多々あります。
つまり、自宅から500m先のカローラと300m先のカローラが違う会社で、お見積もり額も全然違うなんて言う話しはよくあるのです。

ん!?なんでこんなにネッツがいっぱい!?

よく気付きましたね~。
これはですね、今の5チャネル体制になる前に『ビスタ店』というもう一つのチャネルがあった時代があったのです。

その『ビスタ店』を『ネッツ店』にしたため、旧ビスタ店だった会社の社名がこのように『ネッツ』に早変わりし、その流通網だけは変わらず残っているというわけなのです。

ちなみに、ネッツ店は結構波乱のチャネルでして。
その昔は『オート店』なるものでした。
オート店⇒名前変更してネッツ店⇒ビスタもいきなりネッツ店
という変遷なのです。
 

2011年9月18日日曜日

もっとクルマの話、しませんか?


って言われても・・・、と思ったみなさま。

これは、トヨタ自動車の販売チャネル『トヨペット店』のキャッチコピーなのです。
知ってました?
私がもっとクルマの話を話したいわけではありません(笑)

このトヨペット店のオフィシャルブログで、埼玉トヨペットの“あいちゃん”(←実物も超かわいい)がJelly Loversのクルマ用デコシール“Jell Stone”で、超かわいくなった『デコラクティス』のことを紹介してくれたのです!
http://gazoo.com/G-BLOG/toyopettalk/386469/Article.aspx
昨年の発表以来ずぅっと、このデコラクティスはイオンレイクタウンのお店に飾って下さっています。
ほんと、かわいいのでぜひぜひみなさん見に来て下さいね♪
(超かわいい“あいちゃん”は残念ながら常備されていませんが、川島店長含めてとっても親切なスタッフの方が対応して下さいますよ☆)

ちょっとトヨタの宣伝マシンみたいですけど、今日はこれを機にトヨタの販売店のことをしれっとお話ししてみたいと思います。



・・・といって、ものすごく長文になってしまったので、ちょっと分割してみます。
まずは、この「トヨペットって何!?」ってこと。

実はトヨタには、トヨタ店・トヨペット店・ネッツ店・カローラ店、そしてレクサス店という5つの販売チャネルがあり、それぞれのお店で同じ車だったり、違う車だったりを販売しています。
ちなみに、かの有名なプリウスはトヨタ中のお店で売っています。
ついでにいうと、ご紹介したラクティスは、トヨペット店とカローラ店でしか販売していません。

それぞれのチャネル(ブランド)に代表車種みたいなものがあり、そして一般的には顧客層というのも違っていると言われております。
顧客層というのは、ブランド側が決める場合とお客様側が決める場合とあるので、一概には言えないのですが・・・。
トヨタ店=クラウン=シニア層
トヨペット店=マークX=ミドル層
カローラ店=カローラ=ファミリー層
ネッツ店=ヴィッツ=ヤング層
といった感じです。


ただ、この数年プリウスをはじめとして『オールチャネル=全部の販売店』で同じ車を売って、互いの競争力を高めつつオールトヨタでお客様をフォローしましょう!という動きが活発化しているため(こういうクルマをトヨタ用語では“併売車”と呼びます)、最近では私も何が何だかどれがどこだか分からなくなりつつある状況でございまして…。

お客様はもっと分からんだろうなぁ、と。

とりあえず、各チャネルごとにホームページや店舗からのブログなどがまとまっていますので、まずはこちらへGOしてみてください♪
あ、一番最初はトヨペットね。
そんであいちゃんのブログ見てね。
これ約束ね。
 
◆チャネルトヨタ
http://toyota.jp/T/
◆トヨペットスクエア
http://toyota.jp/toyopet/
そして埼玉トヨペットもついでに見てってね♪
http://www.saitama-toyopet.co.jp/
◆日本元気チャージ!カローラ
http://toyota.jp/corolla/
◆ネッツ
http://netz.jp/top.html
◆レクサス
http://lexus.jp/index.html

2011年9月9日金曜日

ゲスト:深堀圭一郎プロ ネッツトヨタ岩手チャリティゴルフコンペ

9月4日(日)岩手県沼宮内カントリークラブにて、深堀圭一郎プロをゲストに、『ネッツトヨタ岩手チャリティゴルフコンペ』が開催されました。
直前のご案内にもかかわらず、参加者110名が集い、総額約140万円の寄付金が『いわて復興エイド基金』という、震災孤児のための基金へ寄付されました。
この日の様子は、日経ゴルフガイドでも掲載されました!




実はこれ…。言い出しっぺは私。
昨年8ヶ月の内に父・母共にガンで失った私ですが、もう30も半ばになっていて、結婚もしていて、仕事を持っている私ですら、1周忌を過ぎ、ようやく過去の話しにできるようになったばかり。
未曾有の大震災の被害に加えて、こんな大きな悲しみを一気に背負わなくてはならなくなってしまった、被災地の子供達のことを思うと、自分の体験が重なり、いてもたってもいられませんでした。

『寄付をしたい、役に立ちたい、子供達の心のケアをしてあげたい、大丈夫って伝えてあげたい』

ただ、その一心だけだったのですが、この思いを色々な方に伝えていくうちに私だけじゃない沢山の善意が集まりました。
『いわて復興エイド基金』を立ち上げた深堀圭一郎プロ、地元盛岡の金谷嶺孝プロの大きな協力。
ネッツトヨタ岩手さんの強力なバックアップとつながるお客様との絆。
そして子供達の現状をより多くの人達に伝えるために、来て下さったメディアの皆様。
私の一言が、こんなに大きな善意につなげることができたこと、とてもとても感謝です。
しかも、その発起の思いも当日壇上で皆様にお話しさせて頂くこともできました。
途中、ちょっと泣けちゃいました…。



当日は、深堀プロらの始球式、プロとのニアピンチャレンジ、トークショー、チャリティオークションなどアトラクション盛り沢山!!
もちろんOBのチャリティペナルティもね(笑)
言い出しっぺの私ですが、残念ながら主旨に反しまして…。
OBも出さず、ニアピンはプロに勝って堂々賞品を頂き、1人でレディースティーからドラコンも頂いちゃいまして(笑)
台風12号もなんのその!得意の超晴れ女ぶりを発揮して、焼けつくような太陽の下とっても楽しいゴルフでございました!しかも、スコアカードはこのコンペオリジナルだったんですよ。






早朝7時、深堀プロの豪快なドライバーショットの始球式から始まったこのコンペ。
本当に大盛況でした。

そして、私も今回個人的に、寄付金をこのエイド基金にお渡ししました。
私が両親の死を乗り越えるまで、毎日のように話しを聞いていてくれた弁護士さんと終わらせた最後の手続きの中で、この寄付を決めました。
話しを聞いて、解決策をくれる人がそこにいるということがどんなに心強かったか。
子供達にとって、今度は私がそんな役目となってサポートしていきたい。
両親が本当に大好きだったゴルフを通じて、その一歩を踏み出せたこと、私にとって大きな財産です。

参加者の皆様、関係者の皆様、思いを叶えてくれて本当にどうもありがとうございました!
引き続き、両親を亡くした悲しみをもつからこそできること、被災地のために少しずつ、やっていきたいと思います。

・・・で。
おまけ。
深堀プロ、かっこよすぎ。