2011年11月14日月曜日

医療介護と車と女子力と。

先月末、新潟県長岡市にある「ナーシングホームメッツ川崎」という医療介護有料老人ホームにボランティアに行ってきました。
できたてのこの施設で初めての運動会が開催されるとのこと!
運動会だからもちろん外だよね?
って思ってたら、室内でした(笑)
85歳オーバーのおばあちゃんたちなので、走ったりできないっつーの!
というわけで、玉入れとか、おせんべい食い競争とか。ゆるーい感じ。

ここで、当社商品のJell Stoneを使った“車椅子デコ”を実演したり、“ネイル体験”をして頂いたりしました。





当日はトヨタカローラ北越様のご協力も得て、ウェルキャブ車両ラクティスの乗車体験展示なども行いました。




両親の医療介護に長年付き添っていた私。
うつむきがちな闘病生活の中で、点滴、車椅子、介護用ベッドなど、身の回りのものが華やかに演出されていたらきっと気分も変わったに違いない。
私が開発したJell Stoneで、そんな無機質な医療空間をキラキラに輝かせることが出来たらいいなと思います。
デコって、頭の体操にもなるしね!

そして病気が進行していく度に増えていく器具類。もしくは、病気が良くなる度に変わっていく器具類。
杖だったり、車椅子だったり、歩行器だったり。
使う器具によって、必要な移動手段も変わってきます。
でもこの便利な介護車両のこと、案外知らない人も多いんです。
特に今回提供頂いたラクティスみたいなコンパクトカーで、車椅子ごと入れられるなんて、想像もできないでしょう?
ラクティス以外にもバリエーションは沢山あるので、ぜひ一度見てみて下さい。
http://toyota.jp/welcab/


普通の車に、車椅子利用者を移乗させるのは本当に大変。
駐車して、ドアを開けたままにして、抱っこして、腰に負担がかからないように身体をスライドさせて、車椅子はたたんで車輪の泥を拭いてからよっっこいせってトランクに入れて。
医療介護制度の充実。
言葉だけは氾濫していますが、介護の実務は本当に過酷。
だけど、車はその負担をたっぷり減らしてくれます。税金も優遇されています。
頑張らなくていいところは、頑張らないで。

医療介護現場を、死を受け入れることを、家族も、本人も、負担をなるべく減らしあって笑顔で向き合えるようになること。
小さなことでもいいから、そんな世界を私なりの表現で作っていきたい。
私が経験した沢山のことを活かしたい。
これは私の一生涯のテーマです。
自分が介護されるときには、いろいろ準備万端でいたいものです(笑)










0 件のコメント:

コメントを投稿