2012年5月25日金曜日

ダディッコ・交通遺児支援団体への寄付

昨日、昨年度の売上分について『交通遺児等を支援する会』に寄付金をお渡しに行ってきました。
ダディッコを立ち上げてから、些少ですが、毎年この寄付を行っています。


こちらのNPOはもともと『母の会』というところから始められた活動で、交通事故でお父さんを亡くした母子家庭の金銭的支援、レクリエーションを通した精神的支援などを行っています。
このおばあちゃま。理事長さんですが、彼女はもう40年以上前からこの活動を続けられています。
昨年の震災では震災孤児にその支援の幅を広げ、さらに近年は母子家庭のみならず父子家庭にもサポートの輪を広げています。

『離婚の母子・父子家庭にはしませんよ。大人の事情で別れただけで、ちゃんとお父さん、お母さんは子供の成長を見守る義務があるんですからね。』
と笑いながらおっしゃってましたけど。
かくしゃくとした女性です。

ダディッコでは、シートベルトをアイデンティティに商品を企画しています。
自動車が起こしてしまう避けられなかった悲劇は、シートベルトをすることでその多くを無くすことができます。
また、その堅牢かつ信頼性のある自動車産業のクオリティは、親子の絆品質を体現するものとして私は考えています。

ダディッコは、まだまだ小さな、小さな、小さなブランドです。
けれども、この思いが多くのパパ・ママ・おじいちゃん・おばあちゃん・おじさん・おばさんにつながって、広く交通事故防止の啓蒙活動に寄与できるようになることを心より願いながら・・・。

これからもダディッコを頑張ります!!

2012年5月20日日曜日

神戸トヨペット・レディースセーフティキット

全国のトヨタの販売店では、社内の女性社員チームを組成し、店舗改善やカスタマーサービスの向上など『女性視点』を盛り込んだプロジェクトを展開しています。
中でも、カローラチャネル(“女性視点プロジェクト”)とトヨペットチャネル(“奥様のミカタプロジェクト”)が活発に活動をしています。

今回私がお手伝いさせて頂いたのは『神戸トヨペット・ブライトウーマン』のプロジェクト。
車内に積んでおきたい7つ道具を一つにセットにした『Happy Drive Safety Kit』を、コンセプト、企画、デザイン、生産、プレス、販促までやらせて頂きました。
5月18日より、神戸トヨペット全店で販売しております。



各店にこんな感じで展示販売されています。(西脇店)


このセーフティキットのポイントは『三角表示板』。
高速道路上の停止時には設置義務があるのですが、初期搭載されている日本車はほとんどないし、設置義務違反をすると減点になることを知っている女性ドライバーは本当に少ない。
いざという時のアイテムと、普段からショッピングに使えるもの、ケアに使えるものなどを、ベージュとネイビーにドットプリントをしたかわいいバッグにひとまとめ。
超お得なセットになりました!手前味噌ですが、これはいいよ!!

女性チームのみなさんは、通常の店舗営業のお仕事や社員教育などの業務をこなしながら、今回の初めてプロジェクトを推進。
全く白紙の状態で、何から、何を、どうして、どうやれば・・・?
それこそビジネスプラン、事業戦略を考えるというマインドを持つことからがスタートでした。
「利益率は?」「販管比率は?」なんて言葉、初めて聞くといった反応。
ビジネスにしなくちゃいけないから数字のことはとても大事。
でも、普段お客様がぽろっといっていた一言や、なんとなく感じている違和感などの意見は現場からしか出てこない。
それをしっかりとプランに落とし込めるみなさんはさすが、トヨタの中でも一目を置かれる女性チームだな~と思いました。
数字も大事だけど、そういうインサイトを拾える力が、何よりも一番すごいことなんですよね!



それにしても、今回この短期間でコンセプト設計から出荷まで、価格的にも品質的にもここまでできたなんて奇跡。いや、おおげさじゃなくてマジで奇跡。
しかも中国の旧正月という、プロのアパレル企業でも頭を抱える期間の中の商品作り。
ファーストサンプルから、量産まで、頑張ってくれたメーカーさんの下支えが大きいです。
モノづくりは、はっきりいって失敗の方が多い。
情熱でしかカバーできないことの方が多いかもしれない。そしてその情熱が、今度は販売部門に伝わって、お客様に伝わって・・・。
今回、みなさん、頑張りました。初めてをいっぱい乗り越えて。
ぜひ、阪神地区のみなさま、神戸トヨペットに足を運んでみて下さい!


2012年5月12日土曜日

宮古島トライアスロン

もう1ヶ月ほど前の出来事になりますが・・・。
宮古島トライアスロンに行ってきました!


・・・って。
これはただのコスプレです(笑)
私は、ただの付添い。仕込むだけ仕込んでFacebookにアップしたら、友人達は超びびってました♪

トライアスロンって、結構マネージメント層の人達がやってるんですよね。
自転車とか物理的にお金がかかるし、時間も必要っていうのもあるんだと思うのですが、普段の生活からアドレナリンでまくりの経営者層の人達は自分をさらに追い込まずにはいられないらしい・・・。
一緒に行ったトヨタの販売店の社長さん達は自称【ドM部】とおっしゃってますが…。

決起集会(←相当臭いけど)まではなんとなくわからなくもなかったんだけど。

朝、目覚めた時にホテルの部屋から見えたこの光景!
リゾートホテルがあぁぁぁぁ!!!
雨後のタケノコのようにうじゃうじゃとトライアスロンウェットスーツを着た変な人達が、プールと海を独占(**)

変でしょ~これは!!

この旅行中、サービス業について考えたこと。

ここのホテルは結構いいリゾートホテル。
でも、島をあげてのイベント『宮古島トライアスロン』のスタート地点でもあり、この時期のお客様はほぼ80%はトライアスリート。要するに、競技参加者。
レース当日の夕食メニューはアスリート達にあわせてあるし。
朝はもう部屋にいないものとして9時頃には掃除が入る。

そこで、私はコンシェルジュに怒りの電話。
『私は、リゾートホテルを楽しみにこのホテルに来たのに、大多数がそうであるからといって同額のお金を支払っている少数客は“当たり前のサービス”を受けられないのか?』と。

私は、さざなみを聞きながら、10時頃に目覚めて、小説を読むような時間を買ったのだ。
なのに、朝9時にいないものとみなしてガチャっと掃除のおばちゃんが部屋に乗りこんでくるとは何事だ!?

企業側の都合というのは、お客様には敏感に分かるもの。
どうしようもない物理的な事情はあれど、やはり、それを顧客側に押しつけるのはいけないな・・・と改めて思ったのでした。

まぁ、まぁ、いいじゃないか・・・っていうのもあるけどね(笑)