2012年5月20日日曜日

神戸トヨペット・レディースセーフティキット

全国のトヨタの販売店では、社内の女性社員チームを組成し、店舗改善やカスタマーサービスの向上など『女性視点』を盛り込んだプロジェクトを展開しています。
中でも、カローラチャネル(“女性視点プロジェクト”)とトヨペットチャネル(“奥様のミカタプロジェクト”)が活発に活動をしています。

今回私がお手伝いさせて頂いたのは『神戸トヨペット・ブライトウーマン』のプロジェクト。
車内に積んでおきたい7つ道具を一つにセットにした『Happy Drive Safety Kit』を、コンセプト、企画、デザイン、生産、プレス、販促までやらせて頂きました。
5月18日より、神戸トヨペット全店で販売しております。



各店にこんな感じで展示販売されています。(西脇店)


このセーフティキットのポイントは『三角表示板』。
高速道路上の停止時には設置義務があるのですが、初期搭載されている日本車はほとんどないし、設置義務違反をすると減点になることを知っている女性ドライバーは本当に少ない。
いざという時のアイテムと、普段からショッピングに使えるもの、ケアに使えるものなどを、ベージュとネイビーにドットプリントをしたかわいいバッグにひとまとめ。
超お得なセットになりました!手前味噌ですが、これはいいよ!!

女性チームのみなさんは、通常の店舗営業のお仕事や社員教育などの業務をこなしながら、今回の初めてプロジェクトを推進。
全く白紙の状態で、何から、何を、どうして、どうやれば・・・?
それこそビジネスプラン、事業戦略を考えるというマインドを持つことからがスタートでした。
「利益率は?」「販管比率は?」なんて言葉、初めて聞くといった反応。
ビジネスにしなくちゃいけないから数字のことはとても大事。
でも、普段お客様がぽろっといっていた一言や、なんとなく感じている違和感などの意見は現場からしか出てこない。
それをしっかりとプランに落とし込めるみなさんはさすが、トヨタの中でも一目を置かれる女性チームだな~と思いました。
数字も大事だけど、そういうインサイトを拾える力が、何よりも一番すごいことなんですよね!



それにしても、今回この短期間でコンセプト設計から出荷まで、価格的にも品質的にもここまでできたなんて奇跡。いや、おおげさじゃなくてマジで奇跡。
しかも中国の旧正月という、プロのアパレル企業でも頭を抱える期間の中の商品作り。
ファーストサンプルから、量産まで、頑張ってくれたメーカーさんの下支えが大きいです。
モノづくりは、はっきりいって失敗の方が多い。
情熱でしかカバーできないことの方が多いかもしれない。そしてその情熱が、今度は販売部門に伝わって、お客様に伝わって・・・。
今回、みなさん、頑張りました。初めてをいっぱい乗り越えて。
ぜひ、阪神地区のみなさま、神戸トヨペットに足を運んでみて下さい!


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