2011年4月27日水曜日

日本ホビーショー出展@東京ビッグサイト

おはようございます。
今日から3日間(4月27日~29日)東京ビッグサイトで開催される『日本ホビーショー』に出展します。
メインステージである“デコーるマジックワールド”内にミラココアを展示し、その目の前にブースを出展しています。
「デコ革命!!貼って剥がせる超強力デコシール」として、Jelly LoversのJell Stoneが、カー用品で初めてホビー業界に進出です。
周りのブースはみんなかわいい。かわいすぎる。
Jelly Loversのブースは、東京ビッグサイト 東2ホール No,308です!
みなさん、ぜひぜひ、遊びに来て下さい♪
ブースはこんな感じでただいま設営中。
・・・って今日からなんで、頑張って朝完成させます!急げっ!



ぢゃぁっ! いってきまっす!!!

2011年4月24日日曜日

福島に超新型プリウス多数出現!片山右京さんメッセージ

『店舗の通常営業をいち早く行い、福島県民のお客様に安心して自動車に乗って頂く環境を作ること』、というネッツ福島さんのために片山右京さんが動いてくれました。
当社から支援提供させて頂いた“プリウス立体塗り絵”に、右京さんがメッセージカードを添えて下さり、福島県で配布しました。
カーディーラーは、クルマにワクワクする環境を作ること。
これをモットーに、企画した“プリウス立体塗り絵”ですが、ネッツ福島の小さな小さなお客様達やそのお父さんお母さん、そして販売店スタッフのみなさん達も、みんなでこの企画を楽しんでお店に足を運んでくださるのだそうです。

このメッセージを右京さんにお願いする時、電話で右京さんは「僕はよく“チャレンジ”という言葉を使うけど、今回はそういうんじゃない。ずっと、福島県の皆さんの、その一歩を応援するんだという気持ちを込めたい」とおっしゃってました。
その気持ち、本当にみなさんに届いているようで…。
子供達から、こんなに沢山の超新型プリウスが発表されました!
(あぁ・・・また写真が横にならない…。大事なトコなのに・・・)
この塗り絵はだいたい小学生ぐらいで20分ぐらいで出来上がります。
でも凝りだすと止まらない(笑)
1個だけでなく、何個も繰り返し作ってお店に持ってきてくれるお子さんもいるとか?
もしかしたら、ここに次世代プリウスのデザイン案が隠されているかも!?
詳しくは、ネッツ福島南バイパス店のブログ↓↓↓をご覧ください♪
http://netzminamibypass.blog107.fc2.com/




福島は未だ放射線の問題が残り、子供達が安心して遊べる場所も限られてしまいますね。
ディーラーさんがその一端を担えて、『クルマにワクワク』を子供達にずっと提供し続けられればと思います。

今回の電力問題で、更に人気が高まるプリウスですが、“足”を求めるお客様に自動車自体を供給できないこと、どの販売店さんもとても申し訳ない気持ちだそうです。
私が14日の朝、ガソリン携行缶に燃料を入れて支援に行った時、福島の販売店さんも仙台の販売店さんも茨城の販売店さんも全員が口をそろえて、『プリウス集中給油』と言っていました。
プリウスなら、他のクルマの倍の距離を走れて、もっと色々な地域の状況を確認して手助けできる範囲が広がるからって。
ハイブリッドはエコだけじゃなくて、燃費向上によって、色々な可能性を広めてくれるんですね。

この塗り絵を楽しんでくれた子供達の誰かが、カーデザイナーなんてなる日が来たら、なんだかうれしいなぁ。

2011年4月17日日曜日

震災後初めての家財

今日は、朝から2件、とてもとても嬉しいお話しがありました。
1つは、仙台在住の方からのダディッコトートご注文のお話し。

1つは、微力ながらも継続的に支援し続けている福島県のカーディーラーさんからのお話し。
どちらもとても重要で、私にとって、社員一同にとって、これほど嬉しく励みになるお話しはありません。

仙台のお客様から、ダディッコトート(sumi)のご注文がありました。そのメッセージは、奥様と生まれてくるお子様へ、「震災に負けずに…」というものでした。
こんなに大変な最中でも、希望のかけ橋であるお子様の誕生記念に、ダディッコを選んで頂いた。
そのこと、本当にそのことだけが、私は、こうして育ててきたダディッコの価値を、数倍にも数百倍にも上げて頂いた気がしています。
いてもたってもいられず、そのお客様にお手紙を書き添えました。
もしかしたら余計なことだったかもしれない・・・そうも思いました。
ですが、今度はお客様から私宛てに御礼の言葉と共に「頑張ります!」という力強いメッセージが届きました。

そして、前述の福島県のトヨタディーラーさんからのお話し。
なんとお伝えしていいのか、分からないので、原文をそのままこちらに掲載します。
緊急避難区域に制定されて、建物自体も危険な状態のため営業ができずにいる店舗での出来事だそうです。
営業できないので、とにかく毎日片付けばかり。それでもそんなディーラーさん達=地域の足を担う人達を頼って、避難している地域の方々がお立ち寄りになるそうなのです。
<原文抜粋>
今日、一人のおばあちゃんが軽自動車(借り物)を運転して来ました。
実はおばあちゃん、2月に新型Vitzが納車になったばかり。
ご主人様は、本当に嬉しかったのでしょう・・・。
震災後、津波が来る事は露知らず、ご自宅にVitzを取りに行っちゃいました。
その後、想像通り、ご主人様は巻き込まれお亡くなりに、ご自宅は壊滅。
おばあちゃんは、別な職場から避難している最中、津波が襲ってきて、急いで逃げたら、おばあちゃんが乗ってる旧型Vitzが石にあたりパンク。
命からがらご親戚のお家にたどり着いた・・・との事。

しばらく経過したとき、おばあちゃんの乗り捨てた旧型Vitzの横で、なんと流されたご主人様のご遺体が見つかったとの事。
なんだか、不思議な話しですね・・・。
・・・なんて思って、目に付いた原町店に来てみた・・思い出探しですね、実際は。
でも、おばあちゃん、、、、ポソっと。
僕達に「もう、一人ぼっちになっちゃった・・・どうしよう・・・」って・・・。

店長と僕はダディッコのバックとキャリーと水素水(笑)をあげました。
「コレで、少しでも思い出のものを締まって、頑丈なバックだから、大事な物はこれに入れてね、あとキャリー使ってね、便利だから・・。」

おばあちゃん、そしたら急に笑顔になって、「ありがとう、ありがとう、」って何度もお辞儀をして、
「私の荷物はコレくらいがちょうどいいから、助かるわ。。」って。
泣きながら、そして最後には笑顔でお帰りになりました。

「本当に大事にするわ、ありがとう。あの後からの、初めての家財道具だわ・・・」って。

<原文終わり>
 
たった2人のお話です。
でも、2人の方のこれからに、ほんの一筋でも明るい未来をダディッコによって得て頂けたこと。
私は、このブランドを運営する経営者として、そしてその心のこもった運営をしているスタッフに対して、心から誇りに思えるエピソードを頂きました。
たった一人でもいい。
ダディッコが、被災地の方々の家財道具になれたこと、本当に私は幸せだと思いました。

2011年4月15日金曜日

万歳!男の子!!お掃除らくらく~

先日、会社の大掃除をしました。
倉庫の整理とか、在庫の更なる可視化とか、いわゆる『カイゼン』です。
業務効率、お仕事導線、コスト削減などを考えての配置と整理整頓。
あー、スッキリした!!

そんなに大きな倉庫ではないので、タカをくくって「半日もあればできるよね~」と言っていた社員の男の子たち。
ふふふ・・・、甘いよ(笑)
モチベーション下げるので隠していましたが、毎年倉庫整理は1日仕事になるんです。
まずは中身一掃。ぐちゃっ。
個室化している倉庫には『費用』、常時目につくところには『資産』を置く。
という考え方に基づいてお片づけ。
“ここにはこれが置いてある”という既成概念は全部とっぱらい、何が業務に一番最適な方法なのかを考えて配置です。
私を含め女性社員に「これはあっち」「あれはこっち」と指示されて動く男の子たち。
いや、ありがたや、ありがたや。
女性スタッフしかいなかった頃は、この作業が本当に辛かったんですよね~。
で、そんな男の子達の努力の結果・・・。
ま~!!なんて整然としたダディッコ商品達!!!
幾多もの検品を終え、こうしてきちんと並べられ、さらにお客様のお手元に素早くお届けできるように工夫された収納方法となりました。男の子達のおかげさまさま。
そして最後に・・・。
みんなでお疲れっ!

2011年4月9日土曜日

母の糠床

さすがに毎日というわけにはいきませんが、曾祖母→祖母→母と受けついできた糠床を大事にかき回しています。
本当は常温にして、毎日かき混ぜるのが糠床ってやつなんですが、少々横着をして冷蔵庫で保管しているので数日に1度の混ぜ混ぜです。
亡くなった母が入院中、何を一番気にしていたかというと、この『糠床』。
受け継ぐ前は、『何で糠床なんか・・・』と不思議でした。
だって、自分の体がどうにもならない状況なのに、糠床なんてものすごいどうでもいいことのように思いません?
でも、この『糠床』って、毎日毎日かき混ぜてようやく、その家に何十年、何百年と引き継ぐことができる立派なものになるんですよね。
ちょっとでも怠ると、すぐにダメになってしまう繊細なもの。本当に生き物です。

                        【本日の糠みそ】

親から受け継ぐものって、目に見えるものと見えないもの、両方あります。
糠床は、目に見える形あるものなんだけど、その中につまったものは何だかとても深い。
そして臭い(笑)
『臭いものにふたをするな』ってこういうことなのかなって。
たとえ嫌なことがあっても、見たくないような、聞きたくないような、思わずずーっとふたをして暗所に追いやっておきたいことも、逃げないで、ちゃんと毎日ふたをあけて、少しずつでいいから新しい空気を入れて。

糠床の味は、糠の量とか、トウガラシの量とか、ビールの量とか、そんなことで変わっていくけれど、大事なのは“続ける力”。
そして、そこに『床』があること。
基盤って大事。

ただいま、社長として、じっくり糠床作りをしております。
美味しいぬか漬けまで、がんばるぞー!

2011年4月8日金曜日

2011年度経営計画について

ぽぽぽぽ~ん♪ 
意味不明ですね(笑) とりあえずいろんなものを出し切って、頭の中が現在“カス”しか残ってない感じなんです、なう。

今日、社員に2011年度経営計画を話しました。
・・・って、小さな会社なので、別に壇上で発表したとか、そんなことじゃないんですけどね。
1つのテーブルにみんな揃って、『えいえいおー!』みたいな感じです。
ものすごく厳しいことも言いました。
何せ、日本は今本当に大変な時期。私達も更なる危機感を持って、でも、自分視点ではなくお客様視点で、自己研さんを続けること。
それを社員一同、役員一同、確かめ合いました。

この数年、ものすごい勢いで階段を駆け上ってきました。
今、踊り場に立って、エレベーターに乗るか、エスカレーターに乗るか、はたまた階段を上っていくか、この震災で様々なことを振り返られた気がします。
これまでほとんど後ろも振り向かなかったし、逆にスキップしたりも、ジャンプしたりもしなかった。
でも、私の中でこの震災を受けて、とてもとても大きな覚悟と決断をしました。
その内容は・・・ヒ・ミ・ツ。
ぽぽぽぽ~ん♪
なんだそれ(笑)、ただ今お気に入りです、この『ぽぽぽぽ~ん♪』

私のブログを見て、ある超大手自動車販売グループの社長からメールを頂きました。
1度面識があるぐらいだったのですが、『経済からの真なる復興』ということにとても共感頂いたようで、大変熱いメールでした。
むしろメールを頂いた私の方が恐縮してしまうぐらい(笑)
経営者として、この国のために、私の愛する社員のために、きちんと納税し、雇用を維持・促進していくことが今一番私がするべきこと。

つーこって、もう一度。
着眼大局、着手小局。
がんばろ。

しっかし疲れたな。
来週はもうちょっと軽いのがいいな、私の仕事。。。

2011年4月3日日曜日

“責任”ということ

今日、両親の大切な友人の皆さんにお手紙を書きました。
社員の皆さんの健康と安全を、地域の皆さんを、自動車産業の今後を、今まさに現場で、そして中枢で、陣頭指揮をとっているであろう尊敬する方々。
ここに父がいたならば…と考えることは尽きませんが、この素晴らしい経営者の皆様方が一丸となって、日本の自動車産業と被災地方を中心とした雇用を守るために尽力されていることに深謝し、そして皆様方自身の健康をお祈りして。

こうして問題が産業界・経済界に大きく波及していること、特に一次産業に多大なダメージが拡大していることが徐々にお茶の間情報としても広がっていきたこの頃。

『リスクマネージメント』

有識者の皆さんからよく出てきます。
そういう本も沢山出ています。

企業において想定されるリスクなんて、リスクじゃないと私は思っています。
全て経営判断であると、私は思います。だから、もちろん失敗することはあります。というか、失敗ばかりです、私の場合。
いつもいつも何でこんなに判断が遅いんだ!と自責の念でいっぱいです。
沢山の情報や状況を踏まえて、事の大小あれど、毎日幾多もの判断をしていきますが、でもこれだけはどんなことがあっても前提としています。
『(株)アップデイトで起こったことの全ての責任は私にあります。』
たった1つ、これだけは。

東電の問題も他人ごとではないです。
この国をマネージしている政府がドラスティックに変わっていくことも。
現場で働く社員の方、行政のスタッフ、その立場で行っていることについて、職業人として彼らに責任はありません。
民間企業の責任は企業トップがとるものです。
でも国政の責任は国民全員が、とるべきではありませんか?

『企業が安定している状態とは、ドラスティックに変化している時』
これは父の手帳に毎年記されていた言葉です。
今、日本は、日本の産業界、経済界は、一丸となって安定している状態を作り出しているのだと思います。

                   【久々に開いてみた、父の手帳より】

2011年4月1日金曜日

2011年度の始まりです

『地震の影響で身長が3㎝伸びた!』
と、被災した宮城県の友人から連絡がありました。

この連絡をくれた彼は地震直後被災地支援に行った際のブログにも登場するお友達兼クライアント。
【被災地救援にスピードを!の巻き】
http://e-update-owner.blogspot.com/2011/03/blog-post_16.html

実はこの“身長伸びちゃった事件”、真っ赤な大ウソ!!
『今日はエイプリルフールだよ~』だって(笑)
やられた・・・。

被災地の支援を!と意気込んでいて鼻息が荒かった私。
現地で陣頭指揮をとって疲労困憊の中で頑張っている超本人から「ちょっとは肩の力ぬきなよ~」と逆に笑わせてもらっちゃった。

日本が最大の転機を迎えた2010年度末。そして今日から当社は2011年度の始まりです。

もちろん、ほとんどの日本の企業が今日は年度始期日を迎え、入社式なども行われています。
そして前述の彼の会社も、今日が新年度。

あの3.11から、日本は一変しましたね。特に東日本。
エネルギー問題、食糧自給、貿易と外交、金融、そして政治。
全ての問題にしわ寄せがくるし、逆に言えば全ての問題を解決できる唯一無二の存在が経済。
東京での毎日は、無計画停電以外、実質は穏やかに過ぎているし、ルーティンワークも変わらないし、お客様も社員も変わらない。
でも、確実に日本という国の経済のあり方に様々な問題がつきつけられた2011年度の始まり。
経営者として(超プチだけど)、その問題を自問自答しながら、自社のあり方についても深く考えさせられた本日4月1日。
(↑ ウソじゃありません、ここはエイプリールフールじゃないの)

着眼大局、着手小局。

がんばろ。