2011年10月21日金曜日

アウトソーシングと内製化のはざまにおります

毎日悩み事はつきないわけですが、こと『アウトソーシング』と『内製化』ということに悩むこの頃です。
ノウハウの蓄積は、実地体験から得る経験値と、他者から得る刺激や知見によるものと両方あります。
後者を自分達のモノにしていき、それを実地体験化させて、自らの経験値としていくというフローが理想的で、私は会社の外部に様々な分野のプロフェッショナルを置き、社内のノウハウ向上に努めています。

ただ、ここで難しいのは社内の中でその位置付けがはっきりせず、『アウトソーシング』という形で考えられた瞬間に、“業務委託”になってしまい、そこからノウハウはずっと蓄積されなくなってしまうのです。
頼りきりになるのはいけないし、逆に知見や情報を貪欲に取り入れないのももったいない。
方針、企画、仮説の共有で、戦略的にノウハウの自分ごと化をしていくようにする。
これは結構高度なワザですが、私は社員にそれをお願いしたいと思っています。
ていうか、してます(笑)

またこれとは違う意味での『アウトソーシング』も難しくて、例えば社内人件費を換算した場合のコストと、アウトソーシングした場合のコストを天秤にかけてみて、どちらがメリットがあるかという場合。
技術的に無理とか言う場合は別として、単純作業とか、そういう意味で。
社内でやった方が安上がりだよね!となりがちなんですが、実はそれは人件費という費用にプラスして将来の価値も目減りさせているわけなんですよね。
そこをどの時点で、もしくはどのボリュームで判断をするか、というのは結構難しい。

属人的になりがちな判断を、いかに企業体制や成長率とマッチさせていくか。

むぅ。

だれか、教えて?


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