2010年1月29日金曜日
正しいことをしなさい、正論は1つだけだよ
それにしても、刺激の多い1週間でした。
なんだかすごい弁護士さんと出会ったり、フランクミューラー行ったり、精密検査したり、ITインキュベーション会社のトップとじっくりお寿司つまんだり。
でも、今週の一番の刺激は、都内の大手カーディーラーの社長とお会いしたこと。
昔からよくして頂いていて、可愛がって頂いているのですが久しぶりにゆっくりお話しする機会を頂くことができました。
経営している中で出てきた様々な悩みや、決断しそびれていること、にぶっていることを素直にお聞きしたら、色々相談に乗って下さった最後にこう教えて下さいました。
「路子ちゃん、正しいことをしなさい。正論は一つだけだ。経営者が正論でなければいけないよ。」
うーーーーーーーーーーーーーーーん。
深い、深い。深すぎる。
会社を10年やってきたということは、キミは10年正しいことをしてきたはずだ。だから、今度の10年のためにもっと正しいことをしなさい。
そうやって背中を押して下さいました。
余りに深すぎて全部の言葉の意味を吸収できたかは定かではありませんが、「アップデイトさんと仕事すると、楽しいし、お互い成長できる」と行って下さるお取引先さんが多いということは、未来に向かっても正しいことをしているってことなのかな?とまた自信過剰になってみたり(笑)
とりあえず、こうやって美味しいイチゴ大福を持ってくれるお取引先さんがいるっていうことはうれしいし、正しいってことだ!勝手に納得!
2010年1月25日月曜日
WWDから見る、今年の春夏商品の動き
午前中はふたりで家事をして、玄関マットをお風呂で洗ったり、デニムを洗ったり。
午後からはダンナさんは今月末に何らかの資格試験があるらしく、そのお勉強。私はたまっていた新聞や雑誌などのスクラップ。
中でもdad'ccoをはじめ、当社のSP関連で参考にしているのはWWDというアパレル系業界紙です。
2010年1月23日土曜日
なんだかんだと嫁トーク!定例化!?
結婚してよかったなと思う1つの事柄として、やはり親戚が増えることっていうのはありますね。
今まで全然関係なかった人たちが出会って、何の垣根も感じずに家族になるって結婚以外できない芸当です。
それぞれお義母さんやお義父、ダンナさん、子供のあれやこれや、これやあれや・・・まあまあ出てきまっせ、そりゃ。
酒飲みは私だけなので、一人でイモ焼酎をガンガン飲み進めながらおススメの薬膳鍋をつつきながら、あっという間の3時間。
去年は仕事&介護でほとんどこういう時間がもてなかったので、今年は友達とも目一杯会って、頭のリラクゼーションをしよう!と決めました。
そして、美容にも気を使おう!
「おしゃれですね」と言って下さる方はいらっしゃるのですが、実は見かけによらず(?)美容やらファッションやらにそんなに興味がない・・・。というかめんどくさい・・・。
仕事として雑誌を片っ端から読むことはあっても、そこに書いてある美容法を実践したことは皆無だし。洋服だって、お店に行って自分で適当に選んでくるだけで、“流行りの○○がほしい!”なんて欲望もないし・・・。
ましてや薬膳やらマクロビオティックやらなんていういわゆる、「女性らしい食事」には100%興味なし(--;)時々、こうやって女性の友人と会うと反省します、オンナをがんばろうと。
というわけで、先ほどサロンにいって髪をばっさりボブに切ってきました!
ついでにつけまつげも買ってみました(笑)つけるの難しい―。
でも今日のお相手は心の兄貴、楽天の法務部長。
本日の議題も相変わらず「アップデイトの法務と税務」について。親身になって相談に乗ってくれ、HOW TO情報でぐちゃぐちゃになっている私の頭の中をひとつひとつ整理してくれます。
というわけで、せっかくサロンに行っても色気なし。
たぶんあとでダンナさんも合流して、3人でイモ焼酎間違いなし。
“オンナ”の道のりは険しいなあ~。
****ミチュランガイド ガールズ力をあげる鍋****
品川駅から降りてほど近いところにある漢方やさんがやっているレストラン。
私はイモ焼酎ですが、ガールズとしては本当は色々ある薬膳のかわいらしい飲み物を頂きたいところ。お肌プルプルになりたい方はぜひ♪
薬膳10ZEN
2010年1月21日木曜日
約4000人の方がご参列いただきました
正直、ようやく気が抜けた感じです。父が亡くなり、家族で相談して近親者のみの葬儀を行いましたが、父の交友関係から考えたらなんとなく不完全燃焼でしたので、この社葬が本当の意味でトヨタ勝又グループ総裁であった父の最後の晴れ舞台なのだと、ずっと気が張っていました。
結果、約4000人という多くの方が参列頂き、会場となったホテルニューオータニ幕張はほぼ貸し切り状態で、海浜幕張駅からの長蛇の列でご献花頂きました。
トヨタ自動車の豊田社長をはじめ、森田千葉県知事などにもご参列頂き、本当に盛大なお別れ会となりました。
祖父が幕張メッセを作り、父はアクアラインを作りました。
千葉の経済の交通網を世代を超えて作ってきた家族。喪主となり、代表となった弟の挨拶を誇りを持って聞きつつ、次のステップはどこに見出すのであろうとこの厳しい時代を背景に一層の経営努力の大切さも胸に沁み入りました。
でも、何よりもうれしかったのは…。
やっぱり友人達がこの平日に、会社を休んでまで参列してくれたことです。
4000人の中で会えるのかな?と思っていましたが、色々な人の波を潜り抜け、みんなあざとく見つけて“早くあそぼーぜ!”と最大の慰めをくれました。
そして、当社の社員も一人を除き、全員来てくれました。
事務所によく遊びに来ていた父でしたから、社員も全員思い出がありました。そして、今日一日しっかりとお留守番をしてくれた子も色々な思いを胸にしっかりと留守番をしてくれました。
みんな、本当にありがとう。
私が父が亡くなっても笑顔でいられるのは、あなた達のおかげです。
今日のお別れ会のビデオや写真は、私がお正月ひとつひとつ父とのつながりを思い出しながらピックアップしていたものですが、その思いをつないで弟がプロデュースし、電通さんが立派に形にしてくれ、その全てのサポートを勝又グループ全体の社員の方々サポートしてくださいました。
こういった全てのつながりが、本当に父が培ってつむいできた財産だと思います。
「チャンスは貯金できない」
父は、生前言っていました。
だから、どうするか。
これから、それは私達若者たちが決断していかなければいけませんね。
お父さん、見ててね!
記事参照:【12月20日、父が亡くなりました】
2010年1月17日日曜日
オートサロン2010 カスタマイズカーの世界
オートサロンとは・・・?知らない方も多いかな?
チューンアップカーやレーシングカーを代表されるカスタマイズカーのショーです。TOYOTA・HONDAなどのメーカーブースやモデリスタ・NISMOなどのメーカー系ブースはもちろんですが、昔ながらのMUGENやOPTIONなどをはじめとする小さなチューンナップメーカーが軒を連ねる祭典です。それぞれのメーカーが自社でカスタマイズしたお客様の車を展示したり、「ここぞ」のパフォーマンスをしたりしています。
2009年のモーターショーは海外勢全滅ということもあり、相当がっかりなメーカーショーでしたが、今年のオートサロンは不況のためブース出展料も安かったのか、本当に良かった時代のはちゃめちゃの様相で小さなメーカーが沢山出店していました。
首都高ルーレット族!とTVニュースで騒がれたり、週末の峠レースがよくフォーカスされていましたね。宝町ストレートでかっとばし、辰巳PAでバトル休憩。
180X、インプ、ランエボ、RX7、S2000、ハチロク・・・メーカーの挑戦心とか、意気込みを感じる車が多かったなあ。自身も外装ブラック、革張り、シークエンシャルツインターボのアリストに乗っていた時、警察によく目を付けられました。超ノーマルだったのに・・・(T0T)でもアリストのあのエンジン滑り出しは乗っててむちゃくちゃ楽しかったな。そう思うとここ数年、マス消費者にもたれかかるような車にしか出会っていなかった気がします。
カスタマイズカーというのは、とても奥深くて難しいように感じます。ですが、洋服のようにイージーオーダーのような世界がたぶん、あと一歩で出てくるのかなという期待を感じました。
そんな世界の一歩目をアップデイトで作れたらいいなぁという思いを胸に向かった今年のオートサロン。よし!来年は絶対オートサロンにブース出そ!
2010年1月16日土曜日
センター試験の問題、もう絶対解けません…
結果は・・・、We'll see!
新聞にセンター試験の問題がこれから出るわけですが、毎年3問目ぐらいまで解こうとするふりをしてみます。しかもちょっと簡単そうな国語とかから。
でも解けないんですよねー。
解けないといっても「難しくて」というのは大前提に置いといて、「テスト」という行為自体に頭が反応してくれない!ペーパーテストから遠ざかる社会人…。たまにはカツ入れるためにも何かテスト受けないとなぁ。
今、新 将命氏(ジョンソン&ジョンソンなど様々な外資系企業の社長を経験された人)の「経営の教科書」という本がお風呂タイムの日課になっているこの頃の私。
彼がジョンソン&ジョンソンの会長に社長職を任命された際、会長から経営者にとって重要な資質をこう説かれたそうです。
「ひとつは、平均を上回る知性。もう一つは極度に高い倫理性である。」
頭がよけりゃいいってもんじゃない、要は人だよ、心だよ、道徳だよってことです。
でもね、頭がよけりゃもっといいんです(笑) これ、実話。
東大出身の弁護士さんとか、京大出身の金融マンとか、なぜか私の周りには妙に頭脳明晰な人たちが沢山いるのですが、彼らの情報処理力やネットワーク力っていうのはやっぱり見ててうらやましい。そして素直にすごい。
だから私は、彼らから「お土産何がいい?」とか言われると「あなたの脳みそ」とバカの一つ覚えのように言い続けています。
小さな脳みその私がお取引先さん相手に偉そうに講釈言えるのは、全部彼らのおかげです♪♪♪
ありがとう!私の歩く辞書たち!!
もう一つ、この本の中で久々に思い出されたイイ言葉。
「人は結局、思った通りの自分になる」 byゲーテ
東大生になりたいと思えば、それだけの勉強をし、努力をする。
倫理感のあるいい経営者になりたいと思えば、虫の目鳥の目で自他を見る。
大らかでいつも人を幸せにする人になりたいと思えば、笑顔でいることを心がける。
理想の自分は、案外自分の中にあるものなのかもしれませんね。
2010年1月12日火曜日
ファッショニスタ→リセッショニスタへの変貌@USA
2010年1月11日月曜日
成人式に草食男子急増!?オムツ男子もそろそろお目見え?
その他には水筒男子、スイーツ男子、弁当男子など、草食男子の派生形ともいえるものですね。
今まで女性っぽいといわれていたカテゴリーに男性が進出(?)し、自分なりに楽しくアレンジして生活に織り込んでいくのがポイントのようです。
2010年はイクメン開花の年として、「オムツ男子」や「公園男子」といったような用語が生まれるかもしれませんよ(^0^)/
TVを見ていると、今年の成人式は、きらびやかな(着物の着方として疑問を呈したいですが、それはおばさんとして責められそうなのでやめておきます)女性達の陰に隠れてなんとなく成人男性がしょぼんとしているような…。
就職難の中、やはりメンズとしての自信が持ちづらいのかもしれませんね。
“男らしさ”、“女らしさ”という定義のボーダーがあいまいになってきている時代。
ジェンダーについて大学時代に学んでいた基礎もあって、男性だろうが女性だろうが性別というより「人」としてどうか?と見る習性がついている私。
でもこの間やはりこういうのは男性として素敵だな、と思ったことがありました。
父が亡くなって落ち込んでいるであろう私に、男性経営者の友人が「がんばれよ」というメッセージとともにダディッコのミニショルダーをどどーんと沢山購入してくれました。
←dad'ccoのシートベルトでできたミニショルダー
応援してくれていることが実際に伝わって本当に励まされました。
男友達だったから、その深い、太い支えが余計うれしかったのかもしれません。
【行動以上の言葉はない】と改めて思いました。
先日TVのアンケートで、「ダンナ様から言われていやな言葉は?」というのがありました。
「言ってくれればやるのに…」と言われること、だそうです
わかるー!!!言われる前にやってくれー!!!
世の中のイクメンさん、イクダンさん!
奥さんにはまず“行動”ですよ♪
2010年1月10日日曜日
オペラシティでウィーンフィルを高尚に鑑賞
毎年、1月の新春コンサートやオペラなどにお誘い頂くので年の初めにさわやかな気分を頂いています。
イノアックさんは、世界一の高品質ウレタン(発泡剤)メーカーです。自動車のシートはもとより、家具、スポーツ用品、建築関係などゴム製、ウレタン製、スポンジ製というものはほぼこの会社の製品と言っても過言ではないでしょう。そんな超大手優良企業のイノアックさんですが、実は当社ダディッコのハーネスリュックにものすごーーーーーーーーーーーーーーーーーーく深い関係があります。実は、イノアック製マットレスのカバーと同じ素材が使われているのです♪
←それがこの肩のふわっと柔らか部分
正しくは、ダブルラッセルという素材名称です。メッシュ生地になっていて通気性がよく、柔らかいので肩や脇に食い込まないため、他にはないダディッコハーネスリュックの大きな特徴になっています。
マットレスに使われているということでわかるように、肌触りも良く汗の通りなどもいいわけですよね。
話がそれてしまいました。そうそう、コンサート。
クラッシックコンサートに行き始めたのは5,6年ぐらい前から。お取引先の方にお誘いを受けたのが始まりですが、行ってみると結構感動します。初めて行ったのがロンドン・フィルだったので楽団の多さ、その実力、迫ってくる音の迫力にびびりました。
「骨振動で音を聞く」ということを研究し始めた人は絶対にクラッシック好きに違いない、と思うほど骨にビンビン来る感じです。堅いイメージがありますが、結構変な楽器の吹き方や踊りながら演奏したり、指揮者がコントっぽいことをやったり、とお笑いっぽい部分も演出されます。
クラッシックコンサートのチケットは実はそんなに高くないので(5000円ぐらいから行けます)、ぜひ一度試しにどうぞ。
あ、でも色々とルール(?)みたいなものがあって最初はとまどいます。
①遅刻したらなかなか入れない
1曲終わるまで、入れさせてくれません。1曲が45分あるということもあったりするので、遅刻厳禁です。モニター鑑賞になってしまいます。
②拍手するタイミングに注意
楽章ごとに拍手してはいけません。1曲終わるまで我慢してください。1楽章が15分ぐらいあったりするので、1曲聴き終わったような気分になりますが、拍手すると恥ずかしい思いをします。
③袖に下がってもまた出てくる
演出者は曲が終わって、拍手に囲まれて袖に下がっても、3回ぐらい出たり入ったりを繰り返して拍手を受けていきます。いいかげんに手がかゆいよ、ということがよくあります。
最近はドレスアップして行くということはないようですが、それでも少しいつもよりバージョンアップした自分で行きたいですね!
****ミチュランガイド 寒い夜にはモツ鍋!****
高校時代の友人がやっている居酒屋「くらら」
高円寺南口を出たガード下にある、15人ほどしか入らない小さな、モツ鍋が激うまなお店です。
2010年1月9日土曜日
たけしのニッポンのミカタ!「親をやめた大人たち」
そこでやっていたのが「たけしのニッポンのミカタ」という番組でした。
最近のニート達の生活ぶりや、友達親子についてのショートドキュメント。ニート達のことはもうコメントする気力もないのですが、友達親子については考えさせられましたね。
タトゥーやピアスを娘と競い合いながらやり続ける親、他人にしつけを任せる親。
それを“友達みたいで好き”という子供。
友達は友達、親は親です。
そんな基本的なことがなぜわからなくなってしまうのか?
母子消費と言われるマーケット動向、生活不安からくる親の自信喪失、核家族化…言い訳をあげればきりなく色々な、「仕方がない、時代だね」と納得する言葉達が出てきます。
もちろん時代によってファミリーとしての過ごし方は変わります。生活ツールの違いにより変化する“時間の使い方”は当然あります。でも、一番最初に子供が出会う先人である“親”が教えるべき人間の基礎は、絶対に変化してはならないのではないでしょうか?
親と子が一緒にいられる時間なんて、人間の一生から見たら本当に少しの時間なのです。
学校に行ったり、友達と遊んだり、会社に行ったり、結婚したり。
人間の進む道を蜘蛛の巣と例えれば、親が作ってくれた最初の蜘蛛の糸はなくてはならない中心の巣。
そしてそれは、自分で社会とつながる糸を編み進めていけばいくほど、振り返ってももう戻れない場所にある。でもそれがそこにあるから糸は絡まり続けられる。
その中心が細いのか太いのか、正しく組まれているのか適当なのか、それによってその人の蜘蛛の巣は変わってくると思います。
親には子供が沢山の糸を絡めて、大きく立派な蜘蛛の巣をつくれるように土台をつくってあげなければならないのではないでしょうか?
“親子のつながり”というのを商品開発テーマにしているダディッコは、シートベルトという極めて堅牢な糸を使ってそれを表現していきたいと思っています。
でも時々こうやってちゃんと振り返らないと、ぶれそうになってしまうこともあります。
このブログをご覧頂いているパパ・ママ、ぜひそんなつながりを大事にしているエピソードがありましたら教えてくださいね。
2010年1月8日金曜日
70歳定年制をつらぬいた自民党に乾杯!
「世代交代」という名の「世襲」は、非常に難しい問題です。若者は「そんな時代じゃないよ」といい、ベテランは「こういう時こそ経験だ」という。
どちらも真なりです。
ベテランにはそこに生きてきた歴史と人間関係とそして描いていた未来がある。若者にも同じものがある。どの部分の層が厚いかということで、若者は未来にかける情熱層が厚く、ベテランは生みだした歴史層が厚いのだと思います。人間の厚みなんてものは若者もベテランも結局はコップ1杯であることに変わりがないのではないでしょうか?
ただ、ベテランがいなければ若者はいないということを若者である私達はきちんと理解し、尊敬と感謝の念を持つことを忘れてはいけないと思います。ベテランがベテランの誇りを持って、次世代に自らの知恵と勇気と経験を伝え、若者がそれを畏敬の念をもって真摯に教えを請う。その貴重な情報を一つのアンテナとして、自分の情報と未来への情熱をこねくりまわして、自分なりの真実を導き出す。
こちらの伝え方と気持ち次第で、おじさんとおばさんは結構親切。そして逆にすぐに頑固にも…。
教えてもらえることなら、できるだけ親切に教えてもらいたい。だから、自分もきちんとする。
そんな世代を超えたGIVE&TAKEをきちんと意識して、対人できるようになったのは結構最近のような気がします。
あらま、私も年取ったんだな~と思いつつ、年取ることって結構悪くないなと思えるこの頃です。
今日、亡くなった父のお別れ会開催の公告が新聞各紙に掲載され、喪主である弟の名前を感慨深く見ながら、ふと父が会社経営をしていて一番つらかったことを聞いた時の記憶を思い出しました。
それは、「父親に従事した世代の人たちに印籠を渡さなければならない瞬間」だったそうです。
本当に優しい人だったのだな、との思いもよみがえりつつ、その言葉の重みを私自身も痛感し、そしていずれ私自身がその立場に追われる時がくるのでしょう。
その時は、できれば自分で自分に印籠を渡せるいいおばさんになっていたいな。
最近コンサルタント言われる人たちや金融機関のアナリストたちは、オーナー企業の事業継承問題が次の金融市場の一手になるとやっきのようです。
私が参加する勉強会の講師の方もファミリービジネスを重要視しています。そういう企業を取り扱うコンサルタントと金融関係者はぜひ、うすっぺらな事業継承問題を語らないでほしいと願います。
これは数字ではなく、世代を襲うというある1つの戦争なのだということをしっかり理解してほしい。
なーんて、勝手に会社をやっている私には全然関係ないんですけどね(笑)
2010年1月7日木曜日
小澤征爾さんの食道がんはちょっと悲しい
彼のコンサートや、小澤征爾楽団のコンサートを見に行き、彼の行きつけの名古屋のワインバーでその夜の興奮をソムリエの島幸子さんと酔っ払いながら話したことを思い出しました。
父が亡くなってすでに3週間がたとうとしていますが、やはり食道がんを患った人の話が出ると思い出しますね。
まだ初期段階の発覚ということで、ステージいくつかなのか本当のところはわかりませんが、食道がんは実に大変ながんです。
父が食道がんになるまで知らなかったのですが、食道は円柱の形で体内に存在するのではなく、普段はペラペラの皮のような状態で、食べ物が通る時にその分だけ膨らむのだそうです。
また食道の位置というのは身体の真ん中の柱のような形であるのかと思いきや、人によって位置が違い、背骨にピタッとくっついているような人や胸側にある人など様々なのだそうです。まあペラペラなんですから、ある意味どこにでも入り込める機能ということです。
ですが、その位置が手術成功の別れ道。
食道がんの手術は、そのペラペラの通路を取り、胃をのどにつなげて、胃自体を食道の代わりに見立てます。
食道の代わりにした胃は、胃自体の重さをささえきれないぐらいペラペラにのばされていたりするので、臓器自身が違和感を感じ、食べ物が通りづらかったり、極端な胃もたれや下痢等(食道にみたてながらも実は胃なので)をおこします。
食道は、リンパ・骨・肝臓など「代わりが効かない一つしかない臓器」または「全身にガンが周りやすい場所」に隣接しています。ですので、再発の危険性が大変高い。
父も、3年半の闘病生活の中、手術から3ヶ月後ぐらいには少しやせたもののぴんぴんと元通りの生活をしていました。けれども確実に病魔は広がっており、肝臓にしっかりと転移していたのです。
“交通事故で突然いなくなってしまう”のと、“ガンで死ぬ準備をすること”とどちらが本人と家族にとっていいのか?
私は父が生きている間は、明確な答えが出せませんでした。本人にとっては、突然いなくなる方がいいんじゃないかと思っていました。
でも今だからこそはっきり言えますが、準備ができることは本人にとっても、家族にとってもいいことなのです。家族にとってはそれが成長となり、本人にとっては「自分の死」を見据えることでやり残したことが1つでも減るのです。
生き急ぎすぎる現代人に、“限りあるものの大切さ”を考える時間を与えるためにできた病気がガンなのかもしれない。
結論、ガン保険は若いうちからかけておこう!
****ミチュランガイド 小澤征爾さんが行くワインバー****
サミュゼ・アン・トラヴァイヨン女性シニアソムリエ・島幸子さんのワインバー。
島さんは、私を妹のようにかわいがってくれ、時々ガールズトークをお互いベロベロにワイン漬けになりながら語り合うかわいい姉さんです。
彼女の酔っ払いぶりが見たい人は、23時頃に行くと確実。
結婚3年目、ダンナ様がお祝いディナーを島さんと画策。
二人で一緒に考えた私へのプレゼントは「ひまわり」
ひまわり=サンフラワー=3(年)の花(笑)
2010年1月6日水曜日
メイドインジャパン神話の真偽はいかに?
ちょうど新商品についての企画会議をしている最中だったので、ちょっと寄っただけの社長を無理矢理会議に引き込み、今年の鞄業界の動向などお聞きしました。
ダディッコのバッグはmade in chinaですが、お買い求めいただいたお客様やバイヤーさん達からも高い評価を頂いているようにとてもしっかりしたいい作りにです。(←また自画自賛)
起業した当時は中国のメンタリティと、大ロット、品質基準に悩まされていましたが、もうすっかり時代は逆転なんですね。
日本人としては、国益、国力という意味で非常に不安を覚えるお話でしたが、やはり1企業としてはいいとこどりをしたいもの。中国は工員の人件費が多少上がっているので、今後はそういった形がタイ、ベトナム、ブラジルなどで顕著になってくるのでしょうね。
というわけで、ダディッコのmade in chinaに確信を得た新年のご挨拶でした。
新年のご挨拶回りでいいものもらっちゃいました♪
「これはいい!!」と感動したのがセーレン(株)さんのブック型ポストイットセット。便利です。
セーレンさんは、福井県を本拠地とする製糸から完成品までを一貫して行う一部上場の大手紡織メーカーで、自社でもブランド展開をされていますが、ありとあらゆるアパレルブランド、スポーツブランドのOEM、自動車シート素材、エアバッグなどを製造しています。2度ほど福井のショールームと工場を見学させて頂いたのですが、10万坪の敷地にシステム開発から何からすべて自社で賄う究極の工場群。圧倒されました。
私のような小さい会社のことも気にかけてくださる、素晴らしい企業さんです。
いいおつきあいができるように今年もまた頑張ります!
2010年1月4日月曜日
埼玉県で3人乗り自転車に助成金がスタートというニュースに考える
【関連ニュース】
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20100103ddm001040007000c.html
自動車側からみると3人乗りのお母さん自転車はよろけてきそうで本当に怖い。ですが、こうしてダディッコをやっているとお客様であるパパ・ママのその努力!必然性というのがひしひしと伝わってきます。
自転車が1万円以下で買えるデフレ時代。安心・安全=安価の方程式が成り立たないのは、私も商品を作る一人として重々すぎるほど感じています。
けれども、交通事故削減という大きなテーマに立ち向かう商品ならやはりその普及を第一に考えるマーケットプライスで、メーカー自身が責任を持って市場投入するのがあるべき姿なのではないかと考えてしまいます。エコカー減税にしても、この補助金にしても、購入者にとっては確かに背中を押してくれる、家計にはうれしいものです。
しかし行政による補助金制度がなくなってもその価格で安全を買えることが購入者の既得権益となり、あるべき企業利益を圧迫し、結果まわりまわって自らの生活を苦しめることになる。そして国庫そのものも。
私はバブル後世代ですので、景気が良いといわれる時代を知りません。常にデフレの中にいるように感じます。ですが、人の命を預かる商品が補助金の大盤振る舞いによりデフレスパイラルに巻き込まれていくのは大きな不安を感じます。
メーカーそのものの、販売会社そのものの企業努力は底がありません。
これをぞうきんを絞るように出し切って、お客様からまっすぐに商品を愛されて購入いただきたい。
ダディッコが交通安全の啓蒙活動を通じて交通遺児への寄付を行っているブランドとして、考えさせられるニュースでした。
仕事始め!今年の手帳はミシュランで♪
このブログを始めてから1カ月少々経ちました。社内でのブロガーコンテストは今のところ1位です!イエーイ、さすが社長!\(^0^)/
ブログ名をミチュランガイドと名付けましたので、それを記念して今年の手帳はミシュランさんからの頂き物を使わせていただくことにしました。
2010年の会社の目標であり自分の目標は、「飛び級」
自他共に認められる力をつけた上で、常に1年先を学んでいること。人と同じ事を同じスピードでやるのではなく、自分自身、会社自身の努力でスピードを上げ、実績を積んでいくこと。
手帳をペラペラめくってみると、来年までたった52週間。今年は、手帳が真っ黒に埋まる年ではなく、ぐっと地に足付けて会社と歩みたいと思います。2010年の終わりにはお客様方が当社に「飛び級許可」を100点満点で出してくださるように!
そうと決まったらまず手始めは!
あ、私だけ年末の大掃除してなかった・・・。まずは身辺整理で「見える化」しましょ。
2010年1月3日日曜日
年賀状は、「出産」「転居」の報告ツール!?
そしてやはり出ました!「生まれました♪」ってどどーんと赤ちゃんの写真。
子育て世代なので、毎年毎年このタイプの年賀状をよく見かけます。その度に、「いつの間に!?」→「出産祝い贈らなきゃ!」→「でもすでに8カ月!?」なんていう状態です。
ダディッコを始めてからは、そういう場合にぴったりなハーネスリュックがあるので個人的に結構便利に使ってます(笑)やっぱり何か「おっ!」と思われるもの、せっかくのびのびになってしまった出産祝いなら贈りたいですしね。
というわけで、今こんな状態に陥っている方、ぜひチェックしてみてください☆
◆「年賀状の“生まれました報告”」ちょい遅れの出産祝い◆
でも個人的には、年賀状はできればお付き合いのある本人が写っている写真で、本人の最近の出来事などがつづられているとうれしいなあと思います。
「こいつ、いつの間にこんなにオヤジになって!」とか思うの、結構楽しいじゃないですか。
年賀状だけのお付き合いになってしまっている方もいらっしゃいますが、それでも年に1回その人との関係を思い出せるのは素敵なことですね。人とのつながりを続けていると、ふとした時に思わぬ新しい出会いに数年後か数ヵ月後か、広がっていくことがありますしね。
毎年500枚ぐらい年賀状を出しているので、一人一人にコメントを書いていると腱鞘炎まっしぐらなんですけど(T0T)
今年は喪中の分、その怒涛の作業が年賀状から「寒中お見舞い」にスライド。
毎年友人のイラストレーターのEMI EBISAWAさんに年賀状をお願いしています。写真ではなく、私達夫婦の直近の姿をイラストにしてもらって送っています。結構人気があって、みなさん毎年楽しみにしてくださっているみたいです♪
また2011年をお楽しみに!
↓↓↓↓↓幻となってしまった2010年年賀状デザイン↓↓↓↓↓
2010年1月2日土曜日
今年はダディッコ飛躍の年に!
関東地方はおだやかな晴天が続いていますが、その他の地方は大雪で荒れた天気となっているようです。ただいま東名高速乗車中のダンナ様から連絡があり、車内でゆっくり箱根駅伝を満喫できるぐらい動かないそうです。ということは、迎えに来てくれるのは夜中?
父の他界からそのまま冬休みに突入してしまったため、相当頭がだれています。
このままでは社会復帰が危ぶまれる・・・という疑惑をもちながらラーメンをすすっていると、北海道へ帰省している友人から連絡が来ました。
「dad'ccoがJALの機内誌に載ってたよ!」
そうです、JALショップ1月・2月号の新商品として、様々な関門を通り抜け採用になったのです!
子育て世代の方は、今第一線で働くビジネスマン。多くの方にダディッコを知って頂ければうれしいですね。
ビジネスマンと子育てで深い関係なのは、やはり育児休暇制度ではないでしょうか?
昨日、タレントのつるの剛史さんが2ヶ月間の育児休暇取得を発表しました。
3人の子供を持つつるのさんは、ベストファーザー賞にも輝いた現代のイクメンの象徴ともいえるタレントさんですよね。彼に続けとばかりに、男性の育児休暇取得は今年増えるのでしょうか?
Yahoo!リサーチの調査では、現役パパの3割が“楽しさ”を動機に育児参加しているという結果が出たそうです。一方で、パパ予備軍は育児に対して「なんとなく不安」を持っているというデータもあり、それは妻が働いているかどうかにも大きく影響するそうですよ。
子供と妻への最大の愛情表現のバロメーターが現役パパの育児参加と思っているパパが多いようです。
育児への参加は色々な形がありますし、不安や不満を一緒に解決していくことも夫婦の子育ての醍醐味かもしれませんね。
そんなニュースをピックアップしながら、おやつをポリポリしながら徐々に頭をならしている感じの冬休みです。
今年は新商品をどんどん増やして、ダディッコファンがどんどん増えていく飛躍の年にしていきます!
よしっ!がんばろう!!
****ミチュランガイド おすすめおやつ*****
お正月ですから、おもち関係をひとつ。
千葉県印旛郡のおもちやさんが作っている「おかき」
お取引先の方に頂いてからはまりまくりです。
揚げもちなのに油っぽくなく、しっかりと醤油の味がしみこみ…
うーん、止まらない!
でも1袋単位ではなく、10袋ずつの販売となりますので食べすぎには注意ですよ♪
(株)木村食品 いかだ揚げ