さて、今年ももう数日で終わりですね。会社も大掃除です。
何はともあれ2010年。はぁぁぁぁ。
いったいなんて年だったのでしょう。
この1年間で私の身に起きたこと。
・両親の他界
・それに伴う莫大な手続き各種
・自身の激やせ&ポリープ手術
・新ブランドの立ち上げ
・既存ブランドのブラッシュアップ
その他諸々諸々・・・。
心身ともに休む暇がないとはたぶんこのことを言うんでは・・・?
そんな中、本当に今年は多くの方に助けて頂きました。
周りの助けがなければ、絶対に今私がこの世にいなかったと思えるぐらい大変でした。いや、マジで。
中でも、社員とパートナーのみなさん。
こんな中で、大きな節目をきちんとやりこなせたのもみんなのおかげ。
妊娠、退職、採用、役員登用など、人事的にも本当に色々ありました。訴訟問題になりそうなこともあったよね(苦笑) 本当によく乗り越えられました、ありがとう。
みんながいるから、本気で仕事が楽しいっす。仕事があったから、絶対やってこれたと思う!!
それから、ダンナさんのご両親。「お父さん、お母さんはここにもいますからね」という言葉・・・。
実家のことにかかりきりで不義理ばかりしていた私ですが、こんな温かな義理の両親に囲まれていることに多謝!!
そして、なんといっても今年の「恩人 オブ・ザ・イヤー」は・・・。
チャラチャラチャーン!
両親の手続き関連を手伝って下さった“弁護士さん”。
そう、前にも一度お話ししましたインテリイケメン弁護士さんです。
八方塞、四方固め状態で様々な心労に押しつぶされそうになっていた私が、こうして色々な手続きを期限内に終え、仕事もし、家庭もこなし、何足もの草鞋を履くことができたのも全てこの先生のおかげです。
普段は、企業法務専門の、しかも大手弁護士事務所のパートナーという立場で超エライ人なのですが、無知な私はその意味をよくわかりもせず、グチメールばっかりしていました(--;)
本当はどうやらそういうことしちゃいけなかったみたい・・・。
ほんと、今更ですが、すいません。
ストレスで眠れずグチメールをする私に、「頑張って下さい」とか「大変な時に色々重なるものですね」とか、一言二言ながらとても優しい言葉を返して下さいました。
引っ張りダコで大忙しの先生は、毎日夜中まで働きづめ。
それなのに怒りもせず(「100%めんどくせー」と思っていたのは絶対間違いない)、ほぼ毎日私の相手をしてくださっていたのです。
先生にはとんでもなくご迷惑だったことこの上ないのですが、先生とのメールのやり取りが、倒れそうになる度に私のつっかえ棒になって下さってました。
夜中に落ち込んで、メールして、励まされて、朝一番で正されたりして、元気に復活して会社に行く。
そんな毎日でした。
まるでドクターみたい。いや、精神安定剤か?
ホントに心からありがとうございました。
この御礼は、絶対に。必ずや。神様、仏様に誓います。
私は毎年1人のペースを目標に、うつ病であったりひきこもりであったりする人の社会復帰を手伝っています。自分の会社で仕事を任せ、転職させてみたり、社員に登用してみたり。
クスリに依存してしまっている子達は、なかなかそこから抜け出せず、思うように会社にこれなかったり、やはり眠れずに私に助けを求めるメールをしてきたりします。
そんな時、彼・彼女達に私が言うこと。
「自分の気持ちをぐちゃぐちゃでいいから紙に書いてみなさい」
いわゆる、マインドツリーの原型です。
この1年間、本来なら彼らにしてあげられたことの半分もできませんでした。
でもこのような荒波を乗り越えられた私を見てくれること、これ自体が彼らを勇気づける見本であればいいなと、思います。
彼らにとって私が、私にとっての弁護士さんの存在だったように、そんなつっかえ棒になっていたらいいな。
来年もまた、アップデイトという会社が光となって、1人でも多くの社会復帰のお手伝いができればうれしいです。
(注:恩人オブ・ザ・イヤー、ダンナは殿堂入りです。言っとかないとね、こういうことちゃんと、一応ね。)