2010年5月23日日曜日

懇切丁寧に教えて下さる先生方に感謝です

年に1回行われる「定時株主総会」を行いました。今年でもう10回です。
今まで得意な営業とプランニングのみに集中し、会社の根幹である管理部門を後回し、後回しにしてきてしまったことを反省して2010年は管理体制強化をすることに決めていました。

会社の根幹である「定款」
これを整理整頓しよう!というのは決めていたことですが、次の10年を考えてどこからどのように手をつければいいか・・・昨年半年ぐらいかけて悩みました。
特に法務的な部分は大の苦手項目。
でも企業は、法律に基づいて利益を出し、社会に還元していくことが存在意義。
会社が思い描く未来の姿になったとき、役員・従業員全員がその根幹を理解して誠実・健全な会社であると胸をはれるにはどうすればよいか?
つまり、社長である私自身がしっかりとその仕組みを理解し、彼らを含めたステークホルダーに伝達できるようになること。

そんなこんな思いを巡らせていた中で、私が兄貴として信頼する人からご紹介頂いたのはTMI法律総合事務所の先生。
六本木ヒルズに500人体制でグローバルな大手企業の裏方を支えるプロフェッショナルなリーガルサービスで定評のある事務所です。
ご紹介頂いた先生は、クロスボーダーのM&Aなどをご専門にされていて、これまた若くてかっこよくてインテリメンクイの私は一瞬でノックアウト(笑)
きっと日経新聞をにぎわせる大型M&A案件や裁判のいくつかは、この先生が裏で支えていたものなのでしょう。
「あ~、こんな先生に見て頂いたら、きっと私の悩みなんて3秒で解決するんだろうな~。でもきっとウチのような会社は相手にしてもらえないだろうし。」と思っていたので、相談を快くお引き受け頂いたことはとてもうれしかったです。
でも、とにかく法律方面が大の苦手な私。
伝達方法があまりにつたなすぎ、そしてこの方面の処理能力が低すぎて、いちいち大慌て(--;)
そんなハチャメチャに、いやな顔一つせず(絶対、「もうつきあってられん」と思っていたはず!!)、懇切丁寧にしっかりと簡単な言葉で説明して対応下さいました。
オーナー企業特有の、プライベートが複雑に絡み合ってきてしまいそうになるところを、絡まったスパゲティをひと束・ひと束、一本一本美味しくまっすぐにして下さったことに感謝です。
でもやっぱり苦手なこの分野。
「こんなくこと聞くのヘンかな!?バカだと思われるかも!?怒られるかも!?」と勝手にビクビク、うじうじ。
あー、せめてもう一歩、話のレベルを高められたらなぁ。

明日は税理士先生と決算についてのお話合い。
(この先生も、いつの間にやら仰星監査法人グループの代表社員というキレ者です)
財務諸表とにらめっこしながら、また「先生、これはどういう意味ですかっ!!??」とくだらない質問→丁寧に教えてもらうという、また同じループを繰り返し。

オーナー企業の場合、プライベートも含めた会社の恥部も夢も先生方にはお話ししなければ求めるトータルソリューションは出てきません。
毎回毎回先生方とお話しする度「なんて恥ずかしいの、私!!」と思いながらも一生懸命です。
「ベンチャー創業社長の恥はかき捨て」と思って、つきすすみます。
それにしても社長のお仕事修行、道のりは険しいなぁ。

でも、23歳で起業した時はそんな先生の知り合いすらいなかった。
今これだけのパワーのある先生方が、いつでも聞いたら答えてくれる。
それは大きな大きな、力であり、進歩ですね!

先生方、本当に本当にありがとうございます!!
今は駆け込み寺みたいになってますが(笑)、2020年には檀家さんぐらいにはなれるようになっていたいと思います!

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