2010年3月29日月曜日

ありがとう!ハリアーハイブリッド、こんにちはプリウス

週末、大変つらいお別れがありました。
私が5年間かわいがっていたハリアーハイブリッドくんとお別れの日です。
名古屋から東京への約300キロの道のりを幾度となく彼と時間を共にし、モデルチェンジ前からなぜかナビだけ引き継がれてしまっている古いバカナビと迷い道しながら過ごした日々…。
車高も高く、馬力もあり、そして静かなこの車は、見目もよく、なんとも包容力のある恋人でした。
燃費は11km/ℓなので、「ハイブリッド=燃費」というイメージからは少し離れてしまいますがその分長距離でも疲れない加速力。
最小回転半径が大きいので少々曲がるときに苦労はするものの、どっしりとしたステアリングは忘れられません。
新車情報、開発情報が周りに飛び交う中、「どこで折り合いをつけるか」というのは結構大変でして…。でもハリアーは、その中でも飛びぬけてリセールバリューが高い!
そんなところも購入のポイントです。以前乗っていたアリストもお好きな方が多く、バリューが高いので買い取りの引き合いは多かったですね。
何はともあれ、物を買う時というのは「買った後何しよう?」というそれぞれのイメージにフィットして、それをつつかれる製品とセールス、サービスがお客様にとっての価値なんだと改めて感じるわけです。だから、リセールバリューもその一つ。
ECOと騒がれる時代、「購入から廃棄まで」一元的にカバー提案していくことが重視されてくるのだと思います。


【お別れしたハリアーハイブリッドくんと最後のショット】


【店長さんが下取りにびびった私のデコキー(sweetsバージョン)】




でも悲しいお別ればかりではありません!
来月頭からは新恋人登場!!

【ただいまこの方、納車待ち】
新型プリウスGツーリングを購入いたしました!
シートは革張りオプションを追加。そしてそして・・・この車はですね、来月にはひょう柄になる予定なんです。
純正ステッカーメーカーさんとコラボして、現在オリジナルカスタマイズデザインをしこしことデッサンしているわけです。来週あたりそのデザインも確定して、制作に入ります。
いわば、デモカーのようになるわけですが、エクステリアはクールビューティ、インテリアはスイートというイメージです。外見はつんけんしているけど、中身は甘いのよみたいな(笑)
とりあえずブルーのトヨタマークはあきらかに違うものにしてみようというのは現在確定しております。
デザインが決まったらまたご報告しま~す。

2010年3月25日木曜日

社員の福利厚生としてセミナー参加を取り入れました

3月末、決算期です。
まあ、特に何事もなく「2009年もがんばったね、来年も頑張ろう!」という感じで社員みんなわきあいあいと年度末を迎えています。
これから棚卸が控えているので、腰には気をつけましょう…なんていいながら。

さて、2010年度を迎えるにあたってひとつ大きな(?)決定をしました。
社員教育の拡充です。
当社のような小さな会社は、社員一人一人がマネージする範囲が広く、深いので色々な知識が必要になります。私自身も、いくら勉強しても勉強しても追いつかず、本を読んでも読んでも追いつかず毎日四苦八苦しています。
そろそろこの私の高い理想に対して、社員も「どうにかしてくれ~」と悲鳴をあげるのではないかとドキドキしているところです。
というわけで、悲鳴があがるまえに社員の度量を広くしてしまおう!と考えた私は、色々な社員教育制度をあたり、2010年度から教育訓練の仕組みを導入することにしました。

私が契約したのはトーマツ監査法人の子会社で中小企業向けにセミナー運営を行っている「トーマツイノベーションクラブ」。
何度でも、何人でも、定額で様々なセミナーを受けることができるプログラムです。
主に経営管理関連、営業関連、生産管理関連、人材育成関連で、DTPなどデザイン関連のセミナーはまだないのが少し残念ですが、これだけでも十分。
早速4月から入社する新入社員を「新入社員研修1日コース」に放り込み、社員それぞれに必須セミナーを設けて勝手に登録しました(笑)
ありがたいことに、当社の社員は全員(といっても超少人数ですけど)とても勉強家なので、このセミナーの導入をとても喜んでくれました。

常時色々なセミナーを受ける環境を整え、それがスタッフ全員のパワーとなってお客様にお返しできたら本当にうれしいですね。
・・・っていいながら、一番うれしいのは業務を振り分けできる自分だったりして(笑)
 
会社を経営していると、本当に色々なことが日々起こります。
でも現場が混乱することを極力避け、自然な形でみんながスキルアップしていく土壌を作るのは経営者である私の役目。そのために、ちょっと先、ずっと先をみながら毎日模索しています。
2010年度も、そんな模索の日々を楽しく続けていければいいな、と思った1日でした。

2010年3月16日火曜日

プレスPR学校でテーマ講師をしてきました

少し前の話になりますが、PR会社大手のWAG.inc伊藤美恵社長からご依頼を受け、同社が運営するアタッシュ・ドゥ・プレス養成学校「エファップ・ジャポン」の卒業生向けに講師をしてきました。
講師といっても、私が何かの授業をするとかそんな大それたことではないのですが(--;)
当社「dad'cco(ダディッコ)」をクライアントとして想定した場合の、PR手法プレゼンというのが今回の課題。
企業側が何を求めているのか?という課題を私が提出し、マーケティングをベースとしたPRプランと販促プランを1週間で考えてもらい、その結果を私とWAGの社長と副社長で審査をするというものです。
このWAG.incの伊藤社長はブランドPR世界の第一人者。2009年にはフランス共和国文化・コミュニケーション省より、芸術文化勲章シュヴァリエを受勲されている、フランスと日本のブランド広報には欠かせない方です。FOREVER21やヴィヴィアンウェストウッドが日本人に大いになじみ深いものになったのは、彼女の広報手腕。
とっても小柄で(顔の大きさは私の半分ぐらいしかない)、もちろんとってもファッショナブルで、凛と筋の通った素敵な女性です。


【伊藤美恵さんの著書はこちら】
情熱がなければ伝わらない!アタッシュ・ドゥ・プレスという仕事

さて、授業は全2回。
1回目は、私からの課題提出&質疑応答の1時間です。
dad'ccoとはどんな世界観をもったブランドなのか、どういう層のお客様に目にとめて頂きたいか、課題点はどこなのか・・・こういったことを経営者目線で生徒さん達に伝えます。
質疑応答はものすごくアツかった!!
えらそうに答えていましたが、実は内心ヒヤヒヤ・・・(どうか難しいこと聞かれませんように!)
一番ドキッとした質問は、「PRプランですか?販促プランですか?」という質問でした。
マスに向けたPR広報と、実を取る販促プラン。
結果は同じところに来るのだけれども、考え方は全く違いますよね。
私が言いたいことに対して時々うちのスタッフが「??????」という顔をするのはこういうところなのかも、と思ったりして。
ま、私は欲張りなので考えてもらえるだけ考えてもらおうっていうことで「PRからリアルな販促への落とし方です」なんて(笑)

               【えらそうに、PRプレゼンの仕方について講義中】

翌週2回目はいよいよプレゼンです。
全6グループに分かれて、卒業間近の生徒さん達が次々にdad'ccoのPR&販促プランを発表してくれます。ダントツッによかったグループもあり、本気でこれいけるかも!?と。
それにしてもこれだけの若い頭脳が全員dad'ccoのことを1週間考え続け、百貨店に行ったりSAに行ったり、現地現物をしながら効果測定をしてくれて・・・。
うーん、講師なんですけど、生徒さんに感謝でした。
私もとっても新しい発見があり、大変充実した時間になりました♪

【生徒さんのプレゼン中。ね?えらそうでしょ?】

今月末には、この生徒さん達の卒業謝恩会にお呼ばれしています。
なかなかこの年になって学生さんと話す機会はないので、ちょっとだけしか顔出せないけど結構楽しみにしています。
その様子はまた報告しますね☆

2010年3月10日水曜日

東北ぶらり途中下車の旅は雪まみれ!

おはようございます。仙台の雪の朝です。

昨日、雪の天気予報にびびりながら昼過ぎに東北新幹線に乗り、「東北ぶらり途中下車の旅」に出発しました。
お世話になっているディーラーさんは、東北新幹線沿いに沢山あり、「大宮」「宇都宮」「郡山」「福島」「仙台」「岩手」ほぼ全ての駅でぶらり途中下車をしたいところ。
さすがに1泊2日では難しいので、今回は福島と仙台に行くことにしました!
福島に到着したのは午後1時。色々私が新しい企画を打ち出す時に、モニター店となって実践し、現場のメリデメを数字とともに一緒に考えてくれる貴重なお仲間ディーラーさん。
今回は、フルモデルチェンジする車の販売手法について、二人でもんもんと考えておりました。
実は最近、プリウスを購入した私。
カーディーラーの営業を直近で受けていたので、“本気でお客様目線!!”でクライアントに挑むことに(笑)貴重な打ち合わせとなりました!
さて打ち合わせを終えて外に出ると・・・「キタッ!」。とうとうやってきました、東北の雪。

恐る恐るそのまま東北新幹線でさらに北に向かうと・・・。
トンネル抜けたら雪ー雪―雪―
仙台寒いよ~。なんと、仙台のテレビ塔はライトアップの色で明日の天気を知らせてくれるんですって。今日は“緑”に光っている・・・つまり、明日は雪と言うことだそうです。


今回の仙台上陸の目的は二つ。セレブ系イベントのコーディネイトと、ダディッコの宣伝活動です♪
持ちつ持たれつでいつも楽しく仕事をさせてくださる仙台のディーラー役員さんは、今回は「ダディッコ宣伝隊長」として猛烈な営業活動をしてくれました(笑)
ダディッコの初代トートから愛用してくださっているこちらの役員さんは、今回はトートyuhiをスーツにコーディネイトして、「本当に使いやすくていいんです!!」とメディアの方に力説(笑)
いやいや~、私の出る幕ゼロ。
本当にありがとうございました!これからもその思いにお答えして、頑張ってダディッコ商品開発を進めますよ♪

【社外営業本部長が仕事でもガンガン使用しているトートyuhi】

******雪の仙台で出会った「炉ばた」発祥の地******
珍しく閑古鳥が鳴いていた雪の繁華街で見つけたのは「炉ばた」発祥の超ノスタルジックなお店。
その名も「炉ばた」
60年以上続くこのお店は「炉ばた」を商標登録しているとか。だから、他のお店は「炉ばた焼」なんだそうです。
古民家作りに、昔ながらの熱燗、へらで食べ物が運んでくるところまでは、時々みかける感じ。
ですが、なんと領収書は墨をすって手書き!これは一見の価値ありです。



2010年3月7日日曜日

休日分散化って・・・、勘弁してくださいよ

民主党の政策(そもそも政策なんてあるのか?ということはおいといて)については、毎日毎日新聞を読むたびにため息が出ます。本当に国外逃亡したくなるぐらい。
日本という国のヒト・モノ・カネは何でできているのか?
日本の国力である経済界を支えているのは、多くのオーナー系中小企業からピラミッド式に成り立つ製造業であるし、そこに紐づくテクノロジーの発展や技術漏えい防衛、そしてその開発に寄与する人材教育はひいては出生率や子供の教育問題を起点とする。
100年後のグローバル国家運営を考えた時に、作り上げるべき国家の在り方とは何か。
そのために50年後、30年後、10年後に到着するゴールはどこなのか。
だから今、この政策、法律が通るんだ、とそういう絵を見せてもらいたい。
ブログで言うことじゃないのかもと思いながら、私も含めあらゆる経済を支える企業人は今本当に怒ってます。

先日の新聞で「大型連休分散化」という法案提案がされていました。
交通量の分散化が目的?
そもそも休日に高速道路1000円の法案を通す時に、混雑や排気ガス、事故増加の問題なんて簡単に予測できたでしょう?
旅行業界の盛り上げ策?
サービス産業は製造産業の二次産業でしょう?そもそも飛行機や、自動車という輸送機器がなかったら旅行なんて行けないんだから。そこが倒れたら元も子もないでしょう。
こんなくだらない議論がニュースで取り立たされる前に、国力の防衛と発展に関わる議論をもっとしてもらいたい。
政治家は国家の経営者なのですから、優秀な人材である官僚を有効活用して基盤のあるスポークスをしてもらいたいものです。

企業は、ドラスティックに変化していることが最大の安定である。
それを肝に銘じて、戦略性のある改革と社会人の生活の安定を社内で行っていきたいと、民主党のダメダメぶりをみながら小さく誓うのでありました。

2010年3月3日水曜日

dad'cco世界進出へ!?

先週末、LA在住インド人のメル友が北京出張の折に成田に立ち寄ってくれ、父のお焼香をしに私達ファミリーに会いに来てくれました。父に紹介されて彼と出会ったのは約3年前。会ったのは今回実はまだ2回目ですが、出会ってからずっとメールのやり取りをしていたのでとても近い存在に感じています。
ランチで中華を食べながら、日本に来る度、5年に1度ぐらいだけれども父から「ジャパニーズリアルカルチャー」を教わり、それが本当に日本とのビジネスに役に立った、そして山ほどの美味しいものをごちそうしてもらったと昔を思い出しながら話をしてくれました。
例えば“ゲイシャ”に対してネガティブなイメージがあったけれど、彼女達のプロホスピタリティの高さを見ることができたのも本当に素晴らしい体験だった、と。

フォードのマーケティング部門をしきっていた彼は、現在は独立してインド法人のアメリカ進出ビジネスコンサルティングやインド製工業製品の輸出入ビジネス、エンジニアの人材派遣などインドとアメリカの橋渡しをする会社をいくつか経営しているそうで、事業もとても順調そう!
最近は、カンボジアや中国での自動車ビジネスにもコミットしていて、「自動車業界にも戻ってきたよ!」とニコニコ報告してくれました。

私も色々況報告。
今、メーカーとしてECショップを運営しているんだよ、とダディッコのカタログを見せると、「Michiko! It's funtastic project !!」と絶賛。
「You must sell it in US and India!」といきなりダディッコ世界進出に向けてのビジネスコンサルティングが開始され・・・。あまりの勢いに流されるまま聞き続け、結果「まずは英語版のホームページ作るよ」ということに。
そんな約束してしまって私大丈夫?と自問自答しながら、これも「チャンスは貯金できない」ってことなのかな~、なんていつも通りぼんやり。
でも何かしらのきっかけで、dad'ccoが世界中の人に愛されるプロダクトになればいいなー。
まだ全然戦略性のないぼーっとした世界進出プロジェクト。
さてさていつスタートするのかしら?・・・ていうか私ですよね、考える人。

そんなこんなであっという間の4時間。
日本を発つ最後に彼が私達ファミリーに向けて言ってくれた言葉。
「僕は、ファミリーとして、君達を支えていくつもりだよ。僕の娘も、息子も、君達も、数億人の中で出会った縁を絆にしていきたいと思っている。」
うるうる~。
父が残して行ってくれた出会いが、ずっとtake overされていく。なんだか素敵です。
父+子(ダディッコ)の関係って、もしかしたら成長過程だけでは語りきれないものなのかもしれません。

【レクサス千葉中央 石渡俊彦ゴルフスタジオFにて】