2013年5月13日月曜日

女性手帳と3年育児休暇

政府が打ち出したこの2つの方針。
晩産化を食い止めつつ、女性の社会での活躍を促進するという成長戦略の1つ。

方針としてはとても良いと思います。
そして、具体策として打ち出された『女性手帳』と『3年育児休暇』。
一方で待機児童ゼロを目指す方策とは真逆な道…?

ネット上でも色々と非難ゴーゴーの議論が沸き起こっています。
女性手帳の導入に関しては、私も疑問です。
晩産化した要因は「生殖に関する女性の無知」が根本要因なのか?
そう、それもある。そこは間違いない。
実際私も35歳以上で卵子が著しく劣化することも、風疹が胎児にいけないことも、30代になって初めて知ったことだったから。

医学的な意味できちんと生殖適齢期、生殖可否、染色体異常予防策を〝男女共に”20代のうちに理解しておくことは必要だと思います。
「高齢出産は簡単にできる!」っていう間違った風潮を正すためにも。

そのためには、手帳配布ではなく、学校での性教育、産婦人科・泌尿器科の20歳以降5年ごと検診義務付けなどではないのかしら…?

3年育児休暇にしても、これが義務付けられた場合の企業側の負担…。
1年(ないし1年半)でも、復職のための準備をしておくのは難しい。それが3年となったら?
戻る方も全く仕事の感覚を忘れているのでは?
私も昔1年仕事を離れていた時期があったけど、その後復帰するまですごく時間がかかった。言葉も思い出せなかったし、全く頭が働かなかった。

国民の声を聴きすぎていても何もできない。
でも、カイゼンするなら、どこをカイゼンすべきか、きちんとブレークダウンした中でソリューションを提供し欲しいと思います。



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