2012年10月29日月曜日

My プロデュース!ネッツトヨタ秋田ヴィレッジ臨海店

先日、ネッツトヨタ秋田の30年ぶりの新店舗がオープンしました。これは、そのオープンに関する日刊自動車新聞の記事です。


秋田氏の中で最大面積を誇り、「新車ショールーム」「中古車ショールーム」「AREA86+カスタマイズ」という3種類のショールームを一堂に会した一大ハブ拠点です。





なんとも光栄なことに、この大がかりなプロジェクトに、最初から、ほんとーに最初から一緒に関わらせて頂きました。

お話しを頂いたのは、去年の冬???

いわゆるブループリントの段階で、『今度ね、30年ぶりに新店舗作るんだけど。なんかさー、とりあえず全部よろしく!』

なんかさー・・・とりあえず・・・全部・・・よろしく?

え?

指示はこれのみ(笑)

そういうわけでターゲットの設定、コンセプト、ゾーニング、家具の選定、テーブルウェアの選定、キッズコーナーの設定など、全て思うがままに(笑)やらせて頂きました。

今回のコンセプトは『IRORIBA-いろりば-』
色々な人が、色々な思いを持って、色々語り合える場所として、秋田県伝統の囲炉裏を現代風にアレンジして暖かな場所になるようにしました。


ゾーニングをきちんとして、新規ビジネスと、継続的なコミュニケーションの場所を分けました。
これは、ディーラーさんの販売戦略ごとに考え方が違ってくるので、賛否両論あるやり方だと思います。
ネッツトヨタ秋田さんは、旧来ずっと訪問型の経営をされていました。
ですが、この新店舗を皮切りに初めて集客型にトライされることになりました。
やみくもに「集客」してもしょうがない。。。
考えたのはそこから。だって、スタッフの人達はその戦略の変換にとまどうだろうし。

よくCSという言葉を使いますが、ESがあって初めてCSが成り立ちます。
これはマズローの法則にも当てはまることですね。
なので、変化が変革までいかないようにという点も配慮しました。ですが、お客様には「よくなってるね!」とも言われるように。

それこそレクサスから始まり、ディーラーの店舗設計(とりわけインテリアや導線)に関しては、建築家というプロではないけれどコーディネーターとしてこれまで色々やらせて頂きました。
そういう意味でのノウハウは蓄積されているけれど、最初から携わるにはあまりにも「プロ」としての見識が欠如している・・・。

そう思って、こんなに大きなお仕事をお任せいただくには不安もいっぱいでした。

やはり工事案件は、予算との兼ね合いもあったり、天気の都合などもあって、途中滞ったりすることもあり・・・
完成が近付いたり遠のいたりするたびに、期待と不安がないまぜ状態。



でも、先日のオープン。

結果的には、予想以上のお客様がいらっしゃって下さり、用意していたノベルティもすっからかんになくなってしまって、追加をしなければならなかったほど…!

お客様には「あなたに頼んで良かった!大成功だった!」と、とても嬉しい言葉を頂きました。
涙が出るほどうれしかった。

オープンイベントを終えて、やはりやってみての課題は沢山出てきましたが。。。
それも、初めての集客型としてスタッフの方の意識が向いてくれた証拠と思って、課題解決にこれからも取り組んでいきたいと思います。

とりあえず、なんかさー、全部「よろしくされました!!」


                    ネッツトヨタ秋田の佐竹専務と。



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