2013年7月10日水曜日

鬼怒川金谷ホテル

先月のお話ですが…、お仕事も兼ねて「鬼怒川金谷ホテル」に行ってきました。
言わずと知れた名旅館であるこちらのホテルですが、私とはナカナカに深いご縁があります。

亡くなった父と、こちらの先代社長は、大親友でした。
西麻布にあった幻のフランス料理『西洋膳所 ジョン・金谷』は、昔から本当にお世話になったレストラン。
(結納もここでやったし)
ここでワインや、クラッシックテーブルウェアの良さということを教えていただいた気がします。

今、金谷グループの社長は3代目。
足利銀行の破たん、民事再生、食中毒事件などを経て、本当に紆余曲折さまざまなことを乗り越えて・・・。
いやいや、たぶん、今もその険しい道を一歩一歩進みながら、「新生・金谷ホテルグループ」を引っ張っていらっしゃいます。
トヨタディーラーのJr経営者たちもそうですが、こうして父が残してくれたご縁をプライベートなり、お仕事なりでつないでいけるのは、とても素敵なことだと改めて感じます。



お部屋は、露天風呂付で、階下に見下ろす風景は初夏の鬼怒川のせせらぎと濃い緑の山々に囲まれて本当にリラックスできました。





ファシリティのリニューアルは数年計画で毎年されているのですが、ハード面はもとよりソフト面(特に人材育成の部分)での改革とコストバランスについて。
社長と会食をしながら、大変勉強になりました。

『金谷ブランド』に求められるクオリティと、かけられるコストの幅は乖離があることがままあります。
お客様の心のうちが求める『金谷ブランド』とは何なのか?
取捨選択の難しさ。。。

変えるべきもの、変えてはいけないもの。

歴史が深いからこその悩みでもあり、変わらなければ紡いでいけないのだということ。

私と現社長との関係が、私と先代との関係ではきっと成り立たなかったように。


とにかく、これまで行った国内ホテルの中で、No1ともいえるホテルでした。
ぜひ今度は1人部屋じゃなくて(笑)、New Babyと共に家族でプライベートで訪れたいと思います。



最後に・・・。
日光東照宮の200段超の階段は、デカ腹妊婦にはキツかった・・・。
産まれるかと思ったよ。


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