2010年8月18日水曜日

山本真司さん著「40代からの仕事術」

私は実はとっても気にしぃです。そしてビビリィです。
身銭を切っているオーナー経営者は、サラリーマン経営者に比べて実は非常に保守的であると、先日金融業界のマーケティングをされている先輩に言われました。
雇われ経営者の方が実はドラスティックな改革ができるそうなんです。オーナーというのは、会社が自分の子供のようであり、自分そのものであるから、向上心というような形で変革していくことはあっても根っこの部分、つまりプライドのようなもの?そんなところは決していじらないのだそうです。

それにしたって、ちょっと小心者すぎないか?おぬし・・・
と自分ではよく思います。
経営者としての能力というのは、いつまでたっても自信がなく、心の中ではなんだかんだとウジウジしていて、百戦錬磨のようなおじさん達と話をすると毎度毎度しゅーんとなってトボトボ帰ってきます。特に、インテリジェンスの高い人達はもはや使っている言葉の意味とか、その会話のスピードとか見ているマクロ視点とか、ついていくのが精一杯で(←時々会社に戻ってから意味をWikiしてみたりもする)、あぁやっぱりMBAとかとっておかなきゃいかんのかなぁとか思うわけです。
英語にしたって、最初に勤めた会社の部署がインターナショナルだったんですがその時「そんなアバズレ英語で仕事すんな」とか「ビジネス書類に“OK!”とか書くな」とか、真っ向から言われたぐらいひどいし。とてもじゃないけど、グローバル企業の経営者になんてなれそうもない。
(ただし要領だけはいいので、TOEIC試験前に集中的にテストの傾向とかを頭に叩き込み、出そうな単語だけひたすら覚えて点数だけは800点以上。履歴書のメイキャップは可能だけど、一夜漬けのため実力伴わず、残念な感じ。)

でもね・・・、なんとまあそんな私みたいなのを真っ向から受け止めてくれるすごい人がいるんです。
この著者、山本真司さん。



MBAなんて取らなくてもいいんだよ、こういう考え方ができればいいんだよ、みたいなビジネス指南書。山本さんは30代、20代向けにも書かれているんですがご本人より「齋藤さんは、30代じゃなくて40代がいいよ」となんとも微妙なご推薦を頂きまして・・・。(←それって、見た目のずぼらさとかも含みます?と一度聞いてみたい)
で、まあ読んでみると「あ、私のマネージメント方法って体系化できてないけど心持としては間違ってないんじゃないの?」と背中を押されたのであります。

そんなことを指南されているからには山本さんも叩き上げなのね!みたいに思ったらそれは大いなる間違いで。

<山本真司さんの驚愕のプロフ>
慶應義塾大学経済学部卒業、株式会社東京銀行入行、シカゴ大学経営大学院にて修士号(MBA with honors, 全米成績優秀者協会会員)取得。
1990年にボストン・コンサルティング・グループの東京事務所に入社。
その後、A.T.カーニーにて、マネージング・ディレクターとして極東アジア共同代表、
ベイン・アンド・カンパニーで東京事務所 代表パートナー、シニアパートナーなどを歴任。
約20年の経営戦略コンサルティング経験。2005年英国ユーロマネー誌より,世界のトップ金融コンサルタントに日本人として唯一選出される。
http://www.shinji-yamamoto.com/

山本さんは数か月に一度お食事を一緒にしながら、私のつたない話を優しく「うん・うん」と聞いて下さいます。でも私が「えーっと、だからぁ」と言っている間に彼のエンジンは5000回転ぐらいしていて魔法のように私がいいたいことがわかってしまい、なんだかものすごい端的なズバッとした話しにまとめてくれてしまうのです!!山本さん、実はエスパーですか?ととりあえず聞いときましたが、どうも同じ人間のようです。

山本さんはTwitterで若い意欲のある若者たちに色々な言葉を投げかけています。
時々それを読んで、実は隠れファンとしてグッときてしまっているわけです。
みなさんもぜひ山本真司ワールドへ♪ご入会をおすすめします(笑)

なんとなく、自分の夢が形になりそうな今日この頃。
そろそろエスパー山本に、シュパーンッってしてもらいたくなりました。

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