2015年6月9日火曜日

ダディッコ ハーネスリュック <朝日新聞「幼児用リード」の取材とTBS「ビビット」の取材>

6月4日の朝日新聞朝刊に「幼児用リード」についての記事が大きく掲載されました。
是非を問う論調は、過去にも多数ありましたが、この記事は初めて「交通事故から幼児を守る製品」としての書き方をしてくれました。

ダディッコのハーネスリュックの製造・販売してから7年。
ようやく公の場で自動車とダディッコがつながれた気がします。



私は、自動車販売店に生まれ、自動車関連の仕事をし、自動車メーカーの人と結婚し、
ずーっと自動車にどっぷりつかった生活をしています。
その中で、自動車側の安全性能に対する技術向上は年々進化していくのに、歩行者側の安全を守るものはどうなっているのか?
その視点から調査をし始め、海外で「子供用のリード」が交通事故防止の観点からベビーグッズとして広く浸透していることを知りました。

自動車業界にとって、ファミリー層とのコミュニケーションは非常に大切な位置づけです。
6歳児以下の死亡原因の多くが交通事故、それも不慮の飛び出しが約67%も占めるという事実がある中、小さな歩行者側の視点に立った商品が日本で浸透していないのはなぜか?

たぶん、なんとなく違和感。
なんとなく抵抗感。

そして、批判されそうな感じ。
親の怠慢とか、しつけがないとか言われそうな感じ。

そんなことから来ているのではないかと感じました。

それは当時販売されていた商品が明らかにヒモそのものだったから。

私は、ファミリー全員が楽しく、積極的に、リードをつけることができて、1件でも交通事故を歩行者側から減らしたいと考えました。
それにはファッション性が必要だと強く思ったのです。
ですから、ヒモだけでなく、子供がこれをつけることでお出かけの合図になるような楽しいリュックにしたい、「かわいいね!」って周りから言われるようなおしゃれなものにしたいと思いました。

そして利用されるご家族皆さんが「自信をもって、この製品を子供のために使ってる」と言えるように。
自動車事故から命を守るシートベルトを必ず、ダディッコの製品に使用することにしました。

交通事故防止、自動車の高品質性、安全性を、ベビーキッズ用品を通じてファミリー層に訴えていきたい。その思いが形になった、まさにダディッコのシンボルです。

この記事がきっかけになり、昨日はTBS系朝の情報番組「ビビット」でも、子供用リードの使用是非論が放映されました。
こちらもダディッコ商品が一番人気ブランドという形でご紹介頂いたと共に、ダディッコのお客様が取材にご協力してくださいました。

 



また、現在Yahoo意識調査でも使用の是非についてアンケートを行っています。
http://polls.dailynews.yahoo.co.jp/domestic/17042/result

こういった議論が広まることにより、小さな歩行者側の気持ちをどんな形であれ考えてくれるきっかけになっていただければ嬉しく思います。

自動車に関わり続けた私がやるからこそ、シートベルトをシンボルとするダディッコの製品だからこそ、これで自動車事故から失われる命が一つでも減ってほしい。

その思いにまた立ち返ることができました。

SNS等でコメントしてくださっている多くの皆様が、幼児の自動車事故防止の問題について考えていただけたことに本当に感謝します。



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