" Crazy Car Project !"
2000GTSEV(ソーラーEV)
Jelly Loversとしても、個人としても、企業としても僭越ながら少しだけお手伝いさせて頂いたこの車の初走行お披露目は、国交省より依頼を受けてなんと『東京ゲートブリッジ開通式パレードラン』でした!
<出番を待つ2000GTSEV > <視察に訪れた国交省大臣>
母体となる2000GTは、父の会社が長年所有しており、動かなくなったまま倉庫に眠っていたもの。
なんとか動かそうと試み、実際一度レストアしたのですが、やはりあまり日の目を見ることもなく…。
この車をEV化したい!
そんな話を聞いたのはいつだったかしら?1年半とか、2年とか、そんな頃だったかな?
オートサロンに出品することが決まってからは、もう12月なんて、死ぬほど1人でバタバタしていました(笑)
普通に、TOM'S&Jelly Loversのコラボカー制作とかもあったしね~。
トヨタ社内を超えて、関東自動車工業さん(板金)、林テレンプさん(内装)、DENSOさん、アイシン精機さん、槌屋さん、アドヴィクスさん、ハーマンインターナショナルさん、GENTEXさん、富士通テンさん、メイドーさん、大橋鉄工さん、ソミック石川さん・・・などなど。
ありとあらゆる自動車業界のサプライヤーのみなさんが力を集結してできたこのクルマにはね。
過去と未来の橋がつながってるんです。
そして、部品メーカー、ボデーメーカー、完成車メーカー、販売店、アフターパーツメーカーと、自動車のバリューチェーンの橋もつながってるんです。
千葉と東京を結んだ東京ゲートブリッジが、走行のお披露目であったことになんともいえない感慨深さを感じます。
海の向こうにうっすらと見えるスカイツリーも未来の日本の証。
自動車が色々なモノをつないでいく、懸け橋になっていく…。
そんなことを感じた、2000GTSEVの東京ゲートブリッジパレードラン。
2000GTという貴重なクルマをこんな風にいじってしまうこと。
ものすごく賛否両論あります。
伝統と文化を大事にしていくことの大切さ、でも変わらなければ、文化そのものがすたれていってしいまうということ。
『企業が安定している状態とは、ドラスティックに変化している時』
何度も登場しますが、父の残したこの言葉。
この2000GTSEVから、今、まさに自動車業界のその息吹を感じませんか?