2010年7月21日水曜日

今はオープン時代というらしい@自己紹会

久々にまた全員自動車メーカー、自動車部品サプライヤー、自動車販売店+自動車ファイナンス会社の役員さん達+なぜか私というメンバーで構成される『自己紹会』という勉強会が開催されました。
この勉強会の幹事は、私とファイナンス会社のVP。
前にもお話ししましたが、毎回毎回テーマを私がウジウジと考え、このVPさんにサラッとまとめて頂き、講師の方を手配しています。
場所はいつもいつもご協力頂く、新宿のヒルトン東京。今回は中華です。

今回の講師は、大手シンクタンクの情報・通信部門と金融戦略部門の上級コンサルタントの方でした。
とりあえず、カタカナ言葉が多くて私一人「すいません、これどういう意味ですか?」を繰り返し、まるで小学校のお教室状態に(笑)
でもね・・・、えらそうに聞いてるこの会の役員さん達も、実は絶対分かってないはず!
そういうお兄さん達のために、私が“あ・え・て”質問してあげてるのです!(←ほんとか?)

今回のテーマは、今後ITっつーもんはどうなっていくのかということです。
ユビキタスネットワーク社会といわれる今、ありとあらゆることがネットワーク化され、PCに携帯にIPADに携帯ゲームにカーナビに情報家電に・・・そんな時代、このITっつーもんをどうやってビジネスに落とし込んでいくのか?
なんていう話です。例えば、ベンチャー企業投資をオープンに募るであったり、研究開発のソースをオープンに募るであったり、要は「みんなで一緒に考えようよ」もしくは「結局全部ばれちゃうんだよ」という時代=オープン時代というのが現代のIT環境なんだそうです。
Twitterとどうつきあっていくか、はたまた最近話題のAR(拡張現実)はどのような用途が考えられるかSNSはどう進化していくのかなど具体的な技術論(のようなもの)にまで討論は発展し、果ては「じゃあ自動車業界はこれをどうするんだ!」みたいな・・・。
熱いなあ。
ITのオープン化とはちょっと話題がそれますが、現在はインビジブルファミリー(疑似大家族化現象)というカテゴリーができていて、同居はしないけど近くに住んでるとか、買い物は親子ファミリーで一緒にするとか、そんな行動をとる時代なのだそうです。
ファミリーもITというツールが影響し、オープン化現象にあると。
なるほど。

そう言われてみると、ダディッコの商品も実はおじいちゃん、おばあちゃんと思われる方がご購入して下さっています。孫の誕生日だったり、歩き出した記念だったり…。
ダディッコにもインビジブルファミリーの余波がきているんですね。

しかし、なんでこういうコンサルタントと呼ばれる方達は3文字英語とか、カタカナ語が好きなのかなぁ?3文字ばっかりだとどれがなんだか酔っ払うとわからなくなるし、カタカナはそもそも意味がわからないじゃないですか。でもなんとなく意味がわからないのは恥ずかしいような気になってしまうのはなぜかしら・・・?
それがコンサルタントの腕の見せ所でもあるのかしら?
うーん、不思議。

2010年7月11日日曜日

NHKビズスポワイド「未来会議 つながれ女性企業家たち」チラ出してきました

6月某日、手作りママグッズを販売する「マンマーニ」の唐松社長から突然、「齋藤さん、NHK取材があるんですけど、すでに当サイトに掲載されている会社の立場から参加頂けませんか?」とのお話しが。

NHK?
ええ、いつも「ゲゲゲの女房」楽しく拝見させて頂いております。
向井理、最高です。超好みです。いつかペンペン草もらいたいです。

・・・ていう、NHKですね?

向井理に会えますか?
無理ですね、知ってます。

とまあ、そんなバカっぽいやり取りがあった後で、取材をお受けしました。
番組は、NHKビズスポワイド「未来会議 つながれ女性企業家たち」です。

私以外は、「マンマーニ」さんに掲載する商品を作る女性社長または個人事業主を「コラボラボ・女性社長.net」のメールマガジンで募集し、集まった方々でした。
さて、「マンマーニ」とはなんぞ?、と。そして「コラボラボ・女性社長.net」とはなんぞ?と。

まずマンマーニは、“ママの欲しいと作るを結ぶ通販サイト”です。
http://www.mammani.com/
こんなものが子供にあればいいのになーと思い立ち、自分で縫ったり貼ったりしたママが手作りしたものを世に出していこうじゃないか!と。
そういうママ達に脚光をあてた通販サイトです。面白い発想ですね。
ここの唐松社長はもともと編集ディレクションや広告デザインなどを大手人材会社でやられていた経験があり、彼女の発想力や持ち前のふんわり・でもしっかりというキャラクターも相まってとても温かな素敵なサイトに出来上がっています。

今回は、そこに掲載する商品提案や、マンマーニの今後についてみんなでブレストしていきましょうというのが取材の主旨でした。
(実際の番組ではあまりその辺は伝わってないかも?)
そういうことを提案し、小さな女性企業同士をつないで大きな紫陽花のようにしていきましょう!といいうのが「コラボラボ 女性社長.net」を掲載されている横田社長。
毎年J300という、女性社長ばかりを集めたカンファレンスを主宰されています。
私も今年初めて参加しました。その様子はこちら・・・
【女性社長300人が世界を元気にする!J300の開催 】

番組ではほんのちょっとの紹介でしたが、実は取材時間は計4時間!!
ぶら下がりインタビューなども長時間あって、ものっすっごい一人でしゃべってたんですけど、全部カットされてましたね(笑)番組的にNGだったのでしょう(笑)
でも自分にとっては、人前で話す、それが電波に乗って誰かに影響を与えるかもしれない・・・そんなことを踏まえながら一言一句考えながら話していたので、その特訓と言う意味では大変勉強になりました。
むしろ、「やばい、こんなこと言っちゃだめじゃない?」という場面もあったので、カットよありがとう♪というのが本音です(笑)

                   【当日の取材風景・私だけしゃべってます】

2010年7月8日木曜日

東京デザイン製品展inビッグサイトに行ってきました

おはようございます。
色々なものに追われる朝です。最近夜が弱いので、おばあちゃんのように朝5時台に起きて仕事を始めております。

さて、昨日はお取引先の工業デザイナーさんと一緒にビッグサイトで開催している東京デザイン製品展に行ってきました。ベビー用品や雑貨などその他の展示会も同時開催していたので、とてもにぎやかな催事でした。
やはりデザイン展の方は刺激になりましたね。デザインそのものと言うよりもそこに行きつくまでの「考え方」、リーチ方法というのが日本人独特で、とても興味深かったです。
具体的に何をいっているかというと・・・
椅子。

椅子の世界は奥深いので、様々な機能やデザインがミラノサローネなどでも注目を集めていますが、デザイナーのさじ加減による手法ではなくて考え方そのものにアートがのっかってくるのは現実味があって面白いです。
例えば。

「ギフトボックスで贈れるコイス」
足が取り外しできて、ペタンとギフトボックスに入る小さなスツールです。
もらったらちょっとうれしい。

「壁にかける絵画なイス」
ちょっと分かりにくいですが、足と座面が四角いアートボードをくりぬいた感じでできていて、普段はウォールアートとして飾っておき、いざとなったらそこから出して組み立てて椅子にするというものです。
「トランクオブジェな椅子」
実はトランクになっていて、オブジェ風に部屋に飾ってあるけれど開くと椅子になるという・・・

どれも日本の狭い住環境から「しまう」という発想をもとに出てきたプロダクトアイディアですね。
これはアメリカ人からは出てこない発想でしょう。

あと面白かったのは、この木のキーボード&マウス。
超欲しくなった!
でも8.5万円はちょっとね…
やっぱりDELLでいいや。

2010年7月5日月曜日

千葉トヨペットの新車点検工場「コルネット」は隠れた名車ショールームですよ

とてもクローズドな環境ですが・・・、実は千葉トヨペット(株)の新車点検工場のオフィス棟1Fは知る人ぞ知る(ていうか、ほとんど誰も知らない)、超名車ぞろいのショールーム(もどき)です。
2000GTはこれでもか!というぐらい計5台(最大展示)、ヨタハチにT型フォードときたもんだ。



しかも、ここの最大の特徴は・・・全部走らない(笑)
2000GTは千葉トヨペット県内ショールームに貸し出し展示をしていたりするので、全数そろうことはマレなようですが、2000GTが総勢5台ある風景はかなり壮観です。
マニアの方はたまらない光景だと思います。
この名車達は、亡くなった父が販促バリューを考慮して当時収集していたものですが、その当時はなぜこんなものを集めるんだ!?という批判もあったように聞いています。
でも、こんなに年月が経っても2000GTの魅力は衰えていないし、ネームバリューは最たるもの。
経営者として長期に渡る販促バリューに対する投資判断と言うのは、まわりから評価がしにくいところではあります。もちろん、たぶん、自分も一か八かみたいなところもあったのだと思います。
ですがこういう過去の偉業を今目の当たりにするにつけ、その経営者の時代を見据えた判断力というものにやはり畏敬の念を感じ得ません。
車が憧れだった時代、やっぱり憧れるだけの車が出ていたんだな、とこのコレクションを見るにつけ思います。そして、そういう車がやはりもっともっと世に出てほしいと、過去をふりかえりつつ思います。
文明の力でなせる安全性の追求と、何かを追い求め続けるからこそ出る危うい魅力・・・
今、車メーカーはどちらのバランスもしっかりとることを求められています。
メカに対する、危うさ、妖艶さ、せつなさみたいなものは果たしてデザインに求められるのか、機能に求められるのか・・・。
答えはまだパンドラの箱に入ったままです。

2010年7月2日金曜日

893風?人間国宝“岩野市兵衛”氏による和紙名刺

だいぶブログに間が空きましたね。
NHKの取材とかもありまして、そしてプリウスでタレントさんにインタビューするとかもありまして、かなりバタバタでございました。

今日はお取引先の印刷会社さんからちょっと変わったプレゼントを頂いたというお話です。
じゃーん。



人間国宝“岩野市兵衛”氏による和紙で作られた名刺です。
右がそれで、左がいつもの私の名刺です。
越前和紙の最高峰で、浮世絵などの版画用にも使われているものを名刺用として特別に厚くすいたものだそうです。
見た目的には、ヤ○ザさん達がもっていそうな感じです(笑)
交渉がきつそうな相手にはこっちの名刺の方が効くかな?

しかもたいそうなことに、

こんな桐箱に入ってます。
さらに、
外箱も立派な和紙包み。
これで名刺50枚入りというのが笑えます。

印刷会社さんから頂いた時、事務所がこわれるんじゃないかと思うぐらい大爆笑でした。
これは50回しか使えない、切り札のネタになります!!

この名刺をもらった方…
現在か、未来かわかりませんが、絶対私と兄弟の盃をかわしてもらいますよ(笑)